先週に続き長江の様子見ツーリング

 昨日から決めていたが、今朝5時前に起きて外を見たら大変ナイスなお天気で、昨日長江の洗車とちょっとメンテもしてあるし、走りに行きたいなあ・・って事で先週に引き続き長江のエンジンの調子を見る為に6時ちょっと前から少し遠出する事にした。天竜川沿いに国道152号線を北に向かって長野県飯田市近くまで走り、引き返してくる予定。 途中には、長江ではまだ行った事の無い標高1000mちょいの峠もある。                                                  
 
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 出発して1時間走って休憩。約48km走行。朝早くて道が空いてるからいいペースで走れた。休憩場所でヘッドの温度とプラグの焼けを見た。左が170ちょいあって、右より15℃くらい高い。プラグも左が焼けてる。ここで左のJNを1段上げてみる(ここで左JNクリップ位置下から2段←3段)。                          
 
その後は快調に走り、水窪町を過ぎ、兵越峠に迫る。峠手前の道端に在る気温表示板は21℃。 
        
 
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兵越峠頂上の休憩所。
 
 峠を本格的に登り始めるとギヤは3速から2速に落ちた。無理して引っ張ったら3速でも登れるかもしれないが、そうするとヒートするのは目に見えているので、2速30kmくらいでのんびりたらたら登って行く。そしたら結構あっけなく頂上に着いた。                                                   
 
 早速左右のヘッド温度を見てみたら、両方195℃あたり。ヘッド温度は高いが、のんびり登ったせいか、特にパワーダウンした感じも無かった。                                                 
                                              
 
 
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 やったー!マイペースででもここを越えられるんならもう大概は平気だ、たぶん。ここは普段良く行く峠とはキツサが違う・・・いや、ココから南にある山住神社があったな。あそこは標高はここと同じかちょっと高いくらいだが上りがここよりキツそうだ。次回は山住神社上れるか試そう。それに真夏真昼炎天下での国1や高速道もどうか判らん。                                                              
 
                       
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安心感と共に峠を下り始める。次の目的地は梨元停車場。
 
 
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 9時前に梨元停車場に着き、森林鉄道で使っていた機関車と客車が飾ってあるので、色々見て写真も撮る。停車場にいた地元の3人のおじさん達と飾ってある機関車や森林鉄道の話を色々聞かせてもらった。この機関車は整備し直して走らせる予定があるそうだ。興味深い。走る事になったら是非見に来よう。             
            
 
              
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 停車場で一服した後は、そこから山奥へ走っていた森林鉄道の軌道跡を数キロ長江で辿ってみた。道幅はサイドカー1台がやっとの広さの場所が多いので、ちょっと躊躇したが、今日車が走った跡が無いのでずんずん入っていった。といっても、そこまで何キロあるか判らないけど、橋が現れたらそれを通ってUターンしようと決めていた。もしくは「これはもうアカン」と思う所までと。そしたら「ナガトロ橋」が現れたので、長江を橋の上に置いたまま、写真を何枚か撮った。ちなみにココへ来るのは4回目くらいだが、写真を撮ったのは初めてだなあ・・。以前ここへ乗って来たバイクは、ウラル買った後に手放した、自分の好みのエンジンフィーリングにするべく試行錯誤したSR500と、今も持ってて、所持している中ではベストパフォーマンスモーターサイクル、なんと素晴らしいパワーフィーリングだろう!と心底思う、手に入れて17年目のCRM250’94。両者共長江に比べれば、スリムで軽いが、この道にはカブくらいが丁度いいかも・・。以前来た時は場所によってはジムニーとすれ違うのも大変だった。                                                                   
 
片道4~5キロくらいだが、長江で軌道跡走行を堪能できて満足。
 
 
さあ。後は国道152号線をキリのいいところまで走るだけ。ちなみにこの辺来るといつも思うが、道が走りやすい。というか車が少ない。毎回自分のペースで気分良く走れる。                                
 長くて寒い4キロ以上ある立派なトンネルを抜け、峠を下ってキリになりそうな場所を探す。腹もちょっと減ってきた。出発から146km走った場所でUターンを決める。この時11時ころ。ここまで休憩・調整等含めて約5時間。飯田市内まで入って国道151号線で帰ってこようか・・とも考えたが、来た道の交通量の少なさが気に入ったので、ここで引き返す。                                                        
 
 引き返し始めて直ぐに、道端のお店に入って何か食べるとしましょう。だが、今は目の前で焼いてる五平餅しかないと言う。ではそれでって事で五平餅を一つ買って、更に自販機で麦茶を買ってお店の裏側にある休憩所で食べる。ここは風が吹いてなく、日なたは暑かったが休憩所は涼しかった。五平餅もおいしかった。1つだが食べ応えあった。さらに一服してお礼言って出発。まだ11時半。                                  
 
長くて寒いトンネルに入る前に、ちょっとボスボスいってたので左右のプラグとヘッドの温度をを見てみる。左のプラグはすすがのってる。濃い。右もちょっとすすがのってる。プラグが焼けてると思ってJN上げると途端に濃くなる。いいところが無い。左のJNをまた薄くする方向、クリップ中間に戻す。温度も右に比べ低かった。でも来る時は良かったんになあ。兵越峠も温度揃ってて、越えられたし。あとプラグを左右6番に下げる。もープラグは6番で決まりだ。                                                             
 
お昼過ぎに南信濃村に入って給油する。前回給油より182km走って15.37L給油。燃費L/11.86km。悪い。酷い。ノーマルがセッティングいじって間違ってそれで通勤に使った時の燃費だ。普通でもL/13kmは走ってた。ノーマルに戻す事に決めた。ノーマルなら今日みたいなツーリングで15~6kmは走る。今のキャブも、ちょっと濃いだ薄いだいってるけど調子自体はまあまあ良い(ちなみに今日解ったが最大速度はノーマルと同じくらいだった)。でもこの燃費は無い。もーこのキャブ諦めた。でもノーマルキャブ、去年の冬に急に薄い症状が出て走る事も出来なくなったが、あれ原因は何だったんだ?探らねばいかん。ノーマルキャブはちょっと加速は悪いが大きな問題じゃない。音も静かだしルックスもナイスで勿論燃費もいい。明日調べよー。・・・ノーマルは炎天下のパーコレーションはどうするか・・・休めばいいや。       
 
 帰りは兵越峠は通らず、佐久間ダム湖沿いに帰る事にする。ちなみに兵越峠は長野県側から登る方がキツイと思う。                                                                 
 
南信濃村を抜けてからヘッドの温度を見てみる。JNを薄くした左が170℃あたりで、右より15℃くらい温度が高い。ここはプラグもキャブもイジラズ、右のスロットルワイヤーを更に少し引き気味にして働く様にする。これが以外に良かった。ちょっとトルクが出たような、走るようになったのを感じる。数キロ走ってチェックしたところ、温度はほぼ左右揃ってた。右が上がって両方170℃くらい。まあ、どこでまた不具合出るか判らんけど・・・今はとにかく調子良い。               
 
 南に下って佐久間ダム湖沿いのに入ったが、この道はは非常にクネクネしててそれが結構な距離があるので長江ではあまり面白くない。5月にトーイン・キャンバー調整してから直進性が強くなったのを感じる。ハンドル切るのが左右どっちも重く感じる。                                                   
 
 トンネルをいくつか通って2時半頃やっと佐久間ダムに着いた。でもそのまま素通りし、山を下る。どんどん気温が上がってくるのを感じる。佐久間町を過ぎると、温度掲示板があるが、33℃と書いてあった。こーりゃ暑い。                                                                  
 
 佐久間ダムを過ぎて南に下るにつれどんどん暑くなるのを感じたので、1時間走ったら休憩、って事で2回休憩し、午後4時半に帰宅した。                                                                
 
 本日の走行距離264km。この長江では2番目に多く走った。薄いだ濃いだ高いだ低いだ騒いだが、結局ノートラブル、特にスロットルワイヤーの調整が決まってからは炎天下(まあそこそこ風は吹いてたけど)の走行でもエンジンの調子は良く、昨日のあの粗大ゴミ処分場自己搬入の時の走らなさがウソの様。また、帰りも天竜川沿いに下ってきて、無風だった朝と違い、堤防上の道はサイドカー側から横風が結構吹いていたが、車体は以前のトーイン・キャンバー調整後走行の時感じたのと同じで、やっぱり直進性が安定していた。以前横風の中でハンドルとられながらブルブル蛇行する車体を必死に「クッソー!」と怒りながら押さえ込んで走ってたのと同じサイドカーだとは思えん。これを狙った訳でもなく、まぐれとはいえ大変良く出来ました。                                                                  
 
う~ん、よしよし。これでナイスなルックスのノーマルキャブに戻して吸気音量減って燃費が上がれば、完成だ、たぶん!