iｎｄｙさんへの、長江についての返答です。

一杯書いてしまってゲストブックからの返答に限界があったので、こちらに返答書きました。

　発電しない・・ありました。２台共。ウラルも入れれば３台。詳しくないので直るまでかなり往生しました。この長江は、レギュレーターのポイント部分を調整（ポイント合い面がずれていたので、ピッタリになるようし、合い面も紙やすりで少しこすって）したら、直りました。その前に発電機を変えてみたり（ヤフオクで、形状が似ているので買ってみたＢＭＷのＲ８０等の中古品が使えました）しましたがソコは違ったようで直りませんでした。ＯＨＶはローターを先のＢＭＷの物に交換したら直りました。こっちもレギュレーターを訳も判らずいじったら、焼けてしまいました。使えてますけど。

　こちら、オーバーヒートで走らなくなって止まったのは、去年に２回あっただけです、確か・・。１回目は冬にブローバイガスに混じったオイルが右キャブに入って詰まった為に右気筒が不調になり、まともな左気筒に負荷が掛かりすぎ、オーバーヒートして白煙噴いて走れなくなった事がありました（ﾌﾞﾛｰﾊﾞｲﾊﾟｲﾌﾟの途中にｵｲﾙｷｬｯﾁﾀﾝｸ付けてエンジンから出たﾌﾞﾛｰﾊﾞｲｶﾞｽに混じったｵｲﾙが、ｸﾘｰﾅｰ通ってｷｬﾌﾞに行かない様、対処）。もし、左右のキャブセッティングが酷く違っているようなら（右側のセッティングを薄い方向にしたくなる）、自分のと同じで、上記の可能性があるのではないか・・・と思います。これは片気筒に負荷が掛かってオーバーヒートを更に促進させると思います。

　その場合は、キャブを外して洗浄スプレー等で吹いてキャブ通路が詰まってないか確認し、ＯＫなら組んで、次にクリーナー側でブローバイパイプを外し、クリーナー側の穴は何か詰めてから、もう一度キャブセッティングをやり直すと良いと思います。自分のはオイルが流れ込まなかった左キャブのセッティングにまず合わせ、走行を繰り返しながら更に微調整しました。ちなみに、外してあるブローバイパイプからは結構オイルが吹きまして、エンジンはおろか、ズボンや靴も汚れましたが。オイル量はレベルゲージ上限あたり。

　左右キャブの合わせ方は、アイドリングは左右マフラー排気口近くに手を当てて排圧が同じ感じになるように、かつチャージランプが消えるくらいのエンジン回転になるよう、アイドルアジャストスクリューで調整しました。その後は左右のスロットルワイヤーの遊びが同じになるように調整し（アイドル調整したら、スロットルバルブが動いてワイヤーの遊び量が変わりますので、必ず左右キャブのワイヤーの遊び量も同じに調整もします）、左右気筒がバランス良く働くようにします。この部分も肝だと思ってます。パイロットスクリューも左右同じ戻し量に。（まあ、ちょっとはズレてる気もした様な・・）ニードルも同じ段数にします。自分はこんな感じで何度もやって合わせました。この作業の後でバキュームゲージを購入したので左右キャブの同調を確認してみましたが、微妙なズレしかありませんでした（ネット上で見た事のマネで、ノーマルキャブに追加工でニップルを付け、同調が取れるようにした）。勿論モノによっては多少のズレも有るのではないかと思います。

　２回目のオーバーヒートの原因は真夏の炎天下に、峠越えの途中でノーマルキャブがパーコレーションを起こした為（後にｺﾞﾑのｲﾝﾏﾆ付きｷｬﾌﾞに交換し対処）・・と考えています。そこまで約４０ｋｍ、走行時間は１時間くらい。その時は「これはキャブ交換以外、色々対処してこうだから、今はエンジン冷ますしかないな・・」と感じました。

　４月（気温１５～６℃）にサイドカーに人を乗せ、且つカー側タイヤが激しく磨り減るくらいトーインが入っていて、その酷いロス馬力を引きずった状態でツーリングしましたが、問題は出ませんでした。

　ステップに足を載せていられない程の熱は・・忘れたのか、記憶にありません。ちなみに渋滞のありそうな所は極力避けるよう、心掛けています。まあ、こちら静岡県の磐田市という所で、長時間嵌まり込む様な酷い渋滞も無いのですが。また、1時間以上走り続けた事も、確か無い筈です。もっとも、近場ばっかり走ってるので休憩場所に着いてしまうからなんですが。

　ＯＨＶは、大阪から自走で引き取ったんですが、ほんとに大きな街は、渋滞がマジでキツイと思いました。キャブ調整の為にこまめに休んだのでオーバーヒートは無かったのですが、危なかったと感じました。