長江のトーイン調整を行なってみる・・・

 
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 最近、カーに人を乗せ、近場の観光地等を約90kmくらい、楽しくツーリングしたのだが,帰宅後サイドカーのタイヤをなにげに見ると、激しく磨り減っていた。タイヤ山は新品で8mmくらいあるが、4mmまでになっていた。ツーリング前の山の高さは測っていないが、こんなんではなかった。今回のツーリングが走行200kmだとしたら、カー側タイヤは交換か?と、思うくらい。んで、この位の走行距離で、こんなに減るというのは、相当ロス馬力もあるはず。                                                                     
 
 これはきっと、トーインが入り過ぎているのだろうと思い、自分で修正するか、サイドカーを扱っているお店も知っているので、そこに御願いしようか考えたが、思い切って自分でその修正作業を行なう事にした。ちょっとドキドキ。初めからカー付きのバイクだから、トーインとキャンバーさえ自分の好みに合わせればよい筈だ。
 
 
イメージ 2連結部を全て外し、バイクを横に引き離した。Rrのブラケットは外してある。ちなみに、ホントはここまでやらなくても済む筈・・・と、思っていたが、ブラケットが叩いてもぜんぜんカーフレームに入っていかなかったので、構造を確認する為に、仕方無くこうなった。
 
 
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 下のブラケットを、カー側フレームに押し込めば、トーインは減るはず。あと、ボールジョイント部分って、どんな構造になっているんだろう?とずっと思っていた。こうなっていた。柔軟な発想、と思った。
 
 
 リアのこのブラケットのカー側フレームとの勘合部を、とりあえず10mmくらいでもカーフレームに押し込もうと、プラハンで叩いたが、せいぜい2mmくらいしか入っていかない。取り外してみてチェックすると、もう底付きしていた。それではトーインを減らせないので、ブラケットのフレームとの勘合部の先っぽを、20mm程グラインダーでカットした。これにより、10mmはブラケットを押し込められた。それ以上は、ブラケットの曲がり部分にあたり、無理であった。 
 
 これでトーインがどれだけ減ったかは、不明。トーイン測定方法はインターネットで調べてあるので、その数値測定は今後行なう予定。前よりは減っている筈。
 
 ストラットも適当に調整・取り付けし、目視チェック。後ろから見ると、バイクが少しカーの反対側に傾いている。どんな走行フィーリングになってるのか、とりあえず走行してみる。
 
 走行する。手を離すと、左に寄っていく。これは、やはりバイクがカーと反対側、左に傾いているからだろうと判断し(0~3度くらい、外に傾いているのが大まかな基準らしい)、今日はそこで作業終了。すぐに手を洗って歯を磨いて歯医者さんに行かねばならない。明日、キャンバーの調整をしよう。
 
 
初めての作業だったので、結構おっかなびっくりで、時間も掛かった。でも、色々解ってきたから、次はもっと楽になるだろう。明日の調整が楽しみ。