キャブ・ワイヤー再調整

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 今日は風も無く暖かくて穏やかでいい天気だった。

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 河原についてアイドリングにして音を聞いてると、なカタカタとやや大きめの音がする。エンジン観回したら、セルモーターの前側と後ろ側の結合ボルトが緩んで前側がカタカタ動いてる。とりあえずセルの固定バンドを緩めて前側に押し込んでガタを減らして、カタカタは言わなくなった。この部分は去年も同じ事になって、ギッチリとねじを締め上げた。が、また緩んだ。もう次はボルトとナットで締め上げなければいけない。

 

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 ワイヤーの通しがイマイチだったのでいっぺん外して少し曲がりが楽になるようにする。昨日はスライドを押すボルトの長さが足りなかったので、長いボルトに変えた。さすがに効いてスロットルの遊びが更に減った。

 

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 そんでまた組んだら、ホルダーの3か所ある締め付けの、下側の締め付け部のアルミが割れた。

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 ここは32馬力でもやった。ここのねじは他二本のイモネジと違って先が尖がっててハンドルから回らないようになってて、その分力が掛かるのかもしれないが、ホルダーの強度がぜんぜん足りてない。まあしょうがない。

 

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 一本は諦めて残り二本で締め付けしたら、付けるのを止めたスペア品と同じような、アクセルが重く渋くグリグリ感が酷い症状が出た。こんなんじゃ、走れる事は走れるだろうが走る気がしない。さっきまで軽かったんだから原因があると、ねじの締め具合をいろいろ確かめたら、先に上側のイモねじを締めて、後に下側のイモねじを締めると動きが軽くなるのがわかった。スペアのホルダーはこの手順で締めなかったから動きが悪かったのかもしれない。試してみなければいけない。

 

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それからまたワイヤーの調整。グリップ部分の遊び調整からやってキャブ側の調整。アジャストが一杯あって調整に幅が出たような気がして良い。

 

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 そんでちょっと気になったフロートレベルのチェックをしたら、左右共元の位置に戻ってた。クリップがニードルのカット部分に収まってた。

 

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 底面でニードルの長さを量る。この後また左は5mmに下げて右は3mm上げた。昨日の走り始めは右が濃いんじゃないかと思ったが、気が変わってまた上げた。もしかしたらその後に元の位置に戻ったのかもしれない。なんにしろ、フロートが動いてしまう前に適当な位置が見つかったら、ニードルにクリップがはまり込む様に溝を付けて落ち着かせる。

 

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 河原でワイヤーとキャブ調整の名目で3時間くらい楽しんだ。河原に来るまでフィーリングに不満があったわけではないが、まあまあ納得できる感じにはなった。で、また気温が下がったら、変だ・・・とやり直す。

 

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 走ってみたらキャブはまあまあいい感じだ。スロットルのフィーリングは過去最高だ。グリップ回してエンジンが反応するまで角度でかなりあった遊びが普通な感じまで減って、更にその動きが軽くなったというだけでえらく気分も軽くなる。今日は毎度の事のキャブをちょっと調整しただけだ。でも走りも軽い感じがする。最近は、というか、長い間ずーっと、アクセルの開け閉めが頻繁な発進加速の時は、古い作りだからか、カクカクとやたら遊びが多いがこれが減ったらなあ、もう少し近代的な感じになったら気分いいだろうなあ・・・と思ってたが、やっとソコソコ近代的になった。