長江シリンダー外し

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 朝9時過ぎで庭の日陰の気温33度。今日は長江のシリンダー外しだ。チェックしてメンテナンスしてサンドブラストやって耐熱スプレーで塗装だ。 
 
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 汗だらだら掻きながらサイレンサーとエキパイとキャブを外したらシリンダー外せる。ヘッドのボルトは排気側がやたら渋かった。まずはヘッド外してカーボンの乗り具合チェック。まあこんなもんだ。
 
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 右はカーがあって狭くなるので、ちょっと作業が面倒。でもOHVだったらエンジン下ろすかサイドカーフレームを外してずらさないと、シリンダーが外せなさそう。
 
 ちなみにこの右シリンダーはエキパイがガッシリシリンダーと一体化してて、ちょっとやそっとじゃ外れない。以前はアマリの硬さに外すの諦めた。もしエキパイ折れたら・・とか考えると鉄ハンマーでガンガン叩けなかった。しかしもう今日は、とりあえずセットのまま外して差込口にCRCをザバザバ吹いといてガンガン左右に叩きながら少しずつ緩めて何とか抜いた。 
 
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 右のピストンのカーボン乗り具合。うむ。こんなもんだろう、きっと。シリンダーを付ける前に、ペーパーかなんかでガシガシやってカーボン落としてやろう。左右のピストン共に、変なキズも付いてなく、当たりOKであった。
 
 んで、結構気になってたのが、右ピストンが軽く首を振るかどうか。去年左のシリンダーを外した時、ピストン持って首振りすると渋い動きだったので、コンロッド小端にペーパー掛けて修正したが、右も動きが渋くなってんじゃないんだろうか?と、ビクビクしてた。焼けてしまうんじゃないかと。でも、何とも無かった。動きが軽い。安心した。
 
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 右がやや焼けてる。左右同じBP7ESプラグ使ってんのに、燃焼室内の出っ張り量が全然違う。ESとHS位の差が有る。右にHSを付ければ丁度良くなりそうだ。去年温度見てた時は、右が温度高かったが、このせいか?でもこりゃ、プラグの出っ張り合わせても、左右の燃焼室の容積なんかズレてんだろな、もしかして。
 
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 吸気と排気のポートにパーツクリーナーをシューシュー吹いてバルブのシール具合をチェックしたら、左シリンダーの排気バルブだけ、漏れがあった。最近走ってると左の排気音がちょっと賑やかに聞こえてた気がしたが、このせいかもしれん。バルブ外してチェックだ。                  
 
        
 いやあ、シリンダー外しで、ガスケットが全部綺麗に剥がれてくれたのはナイスだった。使えるなら中古を喜んで使う。