シリンダーチェックとピストンカーボン落とし

f:id:h670:20191104190759j:plain

 ピストンのカーボンの乗り具合。左が多い。今回組んだらガソリンはハイオクにする。それでしばらく走ってカーボンの乗り具合を見る。もしかしたらハイオクの方がカーボンが少なくなるんじゃないかと・・・減ったらいいなって感じだ。

 

f:id:h670:20191104190831j:plain

 傷。

 

f:id:h670:20191104190858j:plain

 ヘッドも側面もカーボン落とす。

 

f:id:h670:20191104190939j:plain

 ふと気になってノーマルピストンと今使ってるリングの細いタイプをピストンピンで繋いで、トップまでの高さを比較する。もしかしてリングの細いタイプは付けた時加速が良くなったと感じて、もしや高いのでは?と思ったが、同じ高さだった。やっぱり加速が良くなったと感じたのはリングが細くなってスカート部の頑丈なオイルリングが無くなった効果だ。

 

f:id:h670:20191104191011j:plain

 次はこいつだ。非常に硬い差し込みだった右のエキパイ。相変わらずクソ硬い。抜くにはハンマーでエキパイをガンガンやらなきゃならないので嫌になってくる。

 

f:id:h670:20191104191044j:plain

 やっと外れた。エキパイなんかハンマーでガンガン叩きたくない。

 

f:id:h670:20191104191122j:plain

 何でこんなに固いんだと調べたら、取り付けた状態では、やや横に広がってるのが分かった。エキパイ差し込む口内径36mmに対して36.2mmくらい。縦は35.9mmくらい。曲げの時に癖が付くに違い無い。広い部分を少し削る。

 まだキツイが、これで前よりは差し込みが楽になった。少し切り目を入れた方がいいかなとも思った。

 

f:id:h670:20191104191204j:plain

 バルブの漏れチェック。パーツクリーナーをしっかり溜まるくらい一杯吹きつける。ガソリンや灯油よりも条件はきついんじゃあないかと考える。

 

f:id:h670:20191104191235j:plain

 数十秒してからシリンダーを起こす。左右シリンダーのバルブ4つ共漏れ無し。非常に優秀で安心した。

 

f:id:h670:20191104193015j:plain

 リングから上の部分にこびりついたカーボン落とす。カッターでガリガリと削ったら楽に出来た。

 

f:id:h670:20191104191324j:plain

 左シリンダーだけのオイル通路

 

f:id:h670:20191104191343j:plain

 このゴムベースガスケット、付ける時は内側のリブは無かったと思ったが、外すとリブが出来ててオイル通路にそのリブが入り込んでる。これでちゃんとオイルがシリンダーに回ってたんだろうかと思う。でも焼き付いたりしなかったから回ってたんだなと判断する。でもこれに気が付くと使いたくない。

 

f:id:h670:20191104191436j:plain

 そしてベースガスケット。少しでも圧縮を上げようというわけで、厚さ0.3mmの画用紙で作った物を使う。青いノーマルは厚さ0.5mm、最近使ってた黒いゴム製?ガスケットは厚さ0.7mm。0.4mm薄くなった。

 しかし問題は、1個重さ8kg、2個で16kgだったっけかなの鉄シリンダーをもう付けてしまうかどうかだ。ウラルはシリンダーを外すと長いスタッドボルトがあるから、運ぶ時はそのおかげでそこそこ楽だった。長江は短いからエンジンを持ちづらい。どうしよっかなーだな。