左右ヘッドシリンダーの温度差が大きい

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 川原から帰宅後すぐに、ヤフオクで買った非接触温度計でヘッドシリンダーの温度を測ってみた。左のヘッドの温度。
 
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 で、右のヘッドの温度。測定ポイントはちょっとだけずれてるけど、ちょっとポイント変えて何度見てみても左右ヘッドの温度差は縮まらなかった。左が60度くらい熱い。この温度計の精度がはっきりしないけど、左気筒側の温度が高い傾向は変わらなかった。
 
 こ~れはいかん。これで走り続けると、また去年のお正月の時みたいに左気筒がオーバーヒートして白煙吐いてしまうかも。川原で左気筒の排圧がちょっと強いと思ったけど、やっぱりそうみたいだ。左気筒が右より働いてるとも考えられる。原因は何だ?キャブセッティングか?確か以前に左右キャブセッティングを同じに調整した筈で、それでいい感じで決まった!と思っていたんだけどなあ。左の混合気をちょっと濃くしてやれば、いいか・・。
 
                     よし。続きはお昼御飯食べてからだ。
 
 
               
               で、お昼御飯も食べてのんびりして15時から作業再開。
 
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左右シリンダーの温度差原因追及。
 
 まず、スロットルワイヤーの遊びが左右で違わないか見てみた。違っていた。左は遊びが無かった。右は0.5mmくらいはあった。 同じ位になるように調整する。ロックナットを締める時にまた遊びが少し変わるので、何度か調整する。                                                           
 
 
 
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 川原に行ってプラグを見てみる。左が右よりちょっと焼けてるかなあ・・。ちなみにプラグは短いHSじゃなくて長いESを使っている。以前ヘッドを外してみた時に「もうちょっとプラグが燃焼室に出っ張っててもいいのでは・・」と感じたので。                                                             
 
 シリンダー廻りの温度は午前中よりややマシになったが、まだ40度くらい差があった。                                      
 
そこで色々確認してみる。
 
 温度差が若干詰まったかな、遊び調整が少し効いたかな?と思って再度スロットルワイヤーの遊びを見てみたら、また違っていた。スロットルを煽ったりしながら何度も調整し直した。ちょくちょくズレるのはアチコチのガタが影響しているのかも・・と考えた。
 
  で、左右のシリンダー廻り温度をなるべく同じくらいにしよう、という目的の下に、色々ぐちゃぐちゃやってみて  結果的に採用した事                                                           
1 ・右スロットルワイヤーの遊びを左よりも減らして、気持ち右のキャブが多めに開くようにした → アイドルの排圧を合わせてから、次にスロットルを開け気味で置いといて、排圧に手をあててみると右が少し弱い感じがしたので・・・・・                                                               
 
2・左のプラグを6番から7番にした            → ちょっとでも温度が下がるかも・・・・・                      
3・左キャブのニードル位置を1段上げて少し濃くした → これは少しは温度下がるだろう・・・・・                
    
   ・・・・・・いいのかな?ホントにこんなんでいいのかな?           
 
 
 
イメージ 6んで、本当にコレでいいのかまだ判らない仕様で帰宅する。帰宅直後の左ヘッドシリンダー温度。
 
 
 
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右ヘッドシリンダー温度。かなり温度差は減った。左はあまり変わらず、右の温度が上がった。
 
右気筒の温度が上がったのは、スロットルワイヤーを少し引っ張ったからか?
 
 左右の温度を一緒にするべく、こちょこちょ変更した後のエンジンのフィーリングは・・・・・ここがちょっと以前と違う・・・とか言えない、特に変化は感じないレベル。                                    
 
 
 
 
・・・・・でも・・・・・いいのかな?喜んでいいのかな?本当にこんなんでいいのかな?まーだとても信頼出来ない。  
 
 まあいい。しばらくはこれで様子を観ながら、エンジンのフィーリングを感じながら走ってみよう。                                               
 
本日の作業終了。