クラッチを単板にして組んだが、滑る

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      昨日からの続き。まずはポンチ痕のバリ取りから。バリがネジに引っ掛かる。
 
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 冶具が入らなかったので、外周を計ったら、0.4mmくらい大きかった。グラインダーで適当に冶具の外周を-0.4mm狙いで削った。OKになった。
 
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 なんか最初に使う冶具が無かったが、ネジを押し込みながら締めたら、なんとかうまく締められた。クラッチ付いた。
 
 
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 クラッチのプッシュロッドもうまくプレッシャープレートに嵌める事が出来た。ここまでは始めてやる作業だった。
 
 
イメージ 6 後は何べんもやった事ある組立作業だから一気に組んでしまおう、とやってたら、リアのギアボックスが収まり切らない。ここは今回一番途方に暮れた。5時間くらい。結局、リアアーム取り付けボルトを外して、リアアームを少し後ろにずらしてまずギアボックスをアームに付けて、それからリアアームボルトを付けて、組み立て出来た。前もこんなんだったかなあ・・・確かにリアアームボルトの取り付けに苦労した記憶があるが・・。                                                                     
                                              
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 夜10時頃にやっと組み上がった。でも問題あり。組み立て途中でキックを踏んで見たら、結構滑ってる。んで組み上がって試走したら、走るには走れるが、やっぱり滑る。これじゃあいかん。
 
 一応、バラす目的になったクラッチ引き摺りの症状は消えた。掃除してOKになったって事だ。よし。
 
 昨日、長江とウラルのクラッチを色々比較して見てみたら、長江のクラッチスプリングは、ノーマルもこのスペシャルの単板クラッチも同じ長さだったが、ウラルのクラッチスプリングより数ミリ長かった。ウラルのクラッチは、自分が今まで乗った750というか、乗ったバイクの中じゃあ、ピカイチに軽くてスムーズだが、だからと言って、ほぼ同じ構造でウラルよりクラッチスプリングの長い長江のクラッチ操作がウラルよりそんなに重いとも思わない。
 
 まあなんにしろ、次はどうするかだ。クラッチスプリングをこの単板に付いていた長い物に換えるか、クラッチプレートを元に戻すか。うーむ。どっちにしよっかな。クラッチプレートを外すのは長江と同じようなもんとはいえ、ウラルは色々長江と作業手順が違うが、ビビリながらとはいえ今回一通りやったから次はもっと楽にスムーズに作業出来るはずだ。よし。今後のお楽しみだ。