午前、遅い目覚めで起きて直ぐにバイクに乗った御客様御二人。5人がかりで焼き付いたエンジン交換をガチャガチャやって直して、その後、登録やリアタイヤの釘刺さりパンク修理等も済んだマジェスティーさんと、その友人の方のサンビーム500。素晴らしい。マジェも調子良いとの事で、安心。
この5月に一度見せて頂いて、また見たかった、サンビーム。イギリス製500cc直列2気筒OHC。1950年代のバイク
家でまずマジェスティーのエンジンオイル補充とリアのギアオイル交換なんかをやって、その後、自分はウィザーで、3台で竜洋の喫茶店で昼食。コーヒーと焼きソバ。焼きソバおいしかった。マジェさんから分けて貰ったお好み焼きもおいしかった。なんだかんだで2時間居た。
サンビームカッコエエ。エンジンの音もいいが、調子も安定してて非常に良さそう。全体的に角の取れたデザインも良い。前後16インチのふっといタイヤもナイスだ。ちなみにパッと見た目、前後同一のホイールに見える。
以前、サンビームの事を聞いたら、イギリス製だがドイツ車の血が濃く流れてるらしい。16インチのホイールなんか、もしかしたら、軍用のR75あたりの物の流用ではないのか?と勘ぐる。んで、更にもしかしたら長江に付くんではないのか?と。何しろ以前、長江のスポーク2台で合計20本ポキポキ折れで、ちょっと長江のノーマル19インチに危機感持った物で。まあ、メッキされたスポークっつうのが、折れの原因ではないか・・?とも思ってるが。スポーク短くなれば、少しは折れなくなるんでは?と以前考えてた。R75の物が長江に付くかどうかは分からんが、あってもとても買えない金額に違いない。まあサンビームのも高いだろうけど。パーツ自体はまだイギリスで作ってて、結構手に入る、との事。このホイールが付くかどうかは全く不明だが、それだけで何となく救われた気分になる。
前後のエキパイの間に付いてるキャブレターは、ノーマルは問題が有るとの事で、ミクニに交換したとの事。調整はバッチリのようで、アイドリングは、なんともブルンブルンと落ち着いてる。すんばらしい。いかにも調子の良さそうな、丸みのある音で、いい音してる。もう、苦労の賜物と思う。
魅力的な16インチホイール。ある意味下心一杯で眺める。車軸やハブ部分は長江やウラルと良く似てる。ドラムのサイズは?ホイール直径は?まあ、またいつか。
サンビームかっこええ・・・いや、自分としちゃ、魅力的なデザインと言った方が正しいかな。ちなみに初めて見せて頂いた時は、北川ライナーと間違えてた。国産だと思ってた。試乗させて頂いた。折り返し点で記念に1枚。
今思うと、やっぱり緊張してたな・・。シフトとブレーキ、逆だし。シフトは1アップ3ダウン。エンジンはトルクが十分あって加速も小気味良く、ブルルンブルルルルンと気持ちいい。慣性マス重そう。非常に好みのフィーリング。
雑誌でしか知らないスミスのスピードメーターが付いてて、針の動き方に特徴がある、と聞いていたが、乗ってる間はた~だエンジンのフィーリングを楽しむ事に集中して、見れなかった。ウインカーなんか出しっぱなしで走ってしまった。このバイクに失礼な事をしてしまった。ブレーキも、Uターンする時にやっぱリアを掛けるつもりでシフトアップしてしまった。本気で乗るなら完全な慣れが必要だ。なにしろ人様の大切なバイクだ。シフトは、ペダル根元にインジケーターがあって、ニュートラかどうか分かる仕組みになってた。奥が深い。
うむ。ある意味サンビームに近いフィーリングを味わえる長江を持ってるのだから、直そう。
この後は自分はKHに乗り換えて掛川の2輪イギリス車を扱うお店に行くというので、サンビームさんに付いてった。ここも凄かった。
お店のトラックに積んであった、スズキの古いTC120というバイクが新車にしか見えなくて、でも聞いたらフルレストアとの事だった。これも非常に驚いた。
締めはサンビームさんの御家。5人程集まって、奥さんに冷たいコーラを御馳走になる。ここでもまたグーな物を見・・・。うむ。長江直そう。
帰宅前にKH給油。150Km走って給油量8.08L。燃費 L/18.6Km。いいじゃんいいじゃん!腐ってたオリジナルから換えた、リプロ品のY62っつうJN、効いて来たか?今日、下道からバイパスまで色々走ってみて、キャブセッティングも当たってるようでいいフィーリングだとは思ったが、ツーリングといえるような走りは全然してないのにこの燃費。よかよか。うん。長江直していい音聞こう。