物置の片付けしたら折り畳みスコップが出てきたので

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 昨日、若者に手伝ってもらいながら(どっちかというと、昨日も今日もこっちが手伝ってる気がした)我が家の物置の片付けしてたら、数年ぶりに出てきた折り畳みスコップ。テントキャンプで雨天時は周りをこいつで掘ってテント内への雨水の浸入を防ごう!と12年位前に買った物。でも今まで1~2回位しか使った事がなく、もう、5~6年くらい前から物置の奥へ仕舞い込んでいた。どの辺にしまい込んだかも忘れてしまっていた。オマケに色々放り込んで物置ぐちゃぐちゃ。たまに思い出すけど、「まあ使わないからいいや」。 
 
 そーれが1年半前に、非常に必要!と思った時があった。その時は手元にコレは無かった。
 
 
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 これが1年半前の、非常にスコップを必要としていた時の状況。砂浜でスタックしたウラル。悪戦苦闘の最中。
 
 この時はコンビニでお弁当を買いまして、さあ、他のサイドカーでは多分真似の出来ない砂浜走行、2輪駆動のウラルだから行ける砂浜、そこへ降りて行って適当な場所でお昼ごはんを食べましょう、としばらく砂浜を走っていったら、思いもかけず、突然リアタイヤが砂を無駄に掻き始めた。そしてあっという間にマフラーや、バイクとサイドカーのフレームが砂の上にどっしりと乗って、駆動輪2つは空回りしかしなくなった。スタックしてしまった(それまで何度も砂浜は走っていて、時にはこの砂浜でラジコン飛ばしていた知り合いもサイドカーに乗って貰って、2人乗りでも砂浜を走れるかテストしたくらい。それも走れた)。
 
 *ちなみに初めてウラルで砂浜を走ってみようとした時は、このラジコンを飛ばしている知り合いが、4駆のウインチ付きに乗っているので、いざという時は助けてもらおうと思い、彼がいるのを確かめて、「もしスタックしたら助けてちょうだい」と頼んでから試した。 その後、なんとかウラルで砂浜走れる!と解った時はかーなり嬉しかった。自分にとって2輪駆動ウラルの価値が、更に上がった感じだった。
 
 
 
 ・・・このスタックした時はまずサイドカーに乗ってお昼御飯を食べて一服して、初めてこんな事になったけど、どうしようか?をじっくり考えた。4駆に乗ってる知り合いを呼んで助けてもらおうか(釣り人等の4駆乗ってる人達は波打ち際のアチコチに居る)・・・いや、まずいろいろやって、それで駄目だったら頼もう!との結論に達した。
 
 結果、車体の下の砂を、3つのタイヤだけが接地するくらいまで手でガンガン掘って、周りにあった手頃な大きさの流木なんかを駆動輪の前後に敷いてグリップするようにし、それで砂浜スタックから脱出出来た。一人でサイドカー相手にこんな事した事ないので、お昼過ぎにハマリ込んで、まあ夕方くらい迄には何とかしたい・・と思っていたが、脱出に使った時間はせいぜい30~40分くらいだったような・・・。
 
 まあ、結局砂を掘るだけだから手だけでも全然問題無かったけど、こーの時は、物置のどっかに在る筈の、この折り畳みスコップがあれば、楽に脱出出来るんだろうなあ・・とハマッた直後は特に考えたもんだった。それ以来、今日までビビってウラルで砂浜へは入り込んだ事が無かった。大体平気だけど、ふとした切っ掛けという感じではまり込んでしまったんだよな・・・。物置の折り畳みスコップが出てきたら心強くなるから、そしたらまた行こう!これは逆に慣れた方がいい!と思ってた。そーれが遂に出てきた!
 
 
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  さて、折り畳みスコップ積んだウラルで砂浜に下り、適当なお昼御飯食べポイントまで来れた。 昨日の雨で、砂は結構締まっていて、徒歩でも歩きやすい。だが!1年半前もこうだった。
 
 ちなみに、以前知り合いに注意するよう説明受けたのが、「この辺りは海亀の産卵地でもあり、その場所には目印に流木等が立ててあったりするので、そこへは接近しないようにする。」という事であった。
 
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          ウラルの後ろの方から砂浜を1kmくらい走ってきた。ギアは1速かせいぜい2速くらい。
 
 ここで前と同じ、お昼御飯を食べて一服して・・・でもちょっと落ち着かない。スタックに慣れてないし、そういう時は発進する時が要注意と感じるので。しかし今日は折り畳みスコップがある!もしもの時は、その威力を存分に発揮してくれる筈だ!埋まるなら埋まってみろ!
 
 
 結局今日はスタックはしなかった。安心した。してもよかったけど。んで久しぶりの2輪駆動サイドカーでの砂浜走行も楽しめた。あ~スッキリしたー。
 
 
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                      帰ったら勿論洗車。塩分を落す。う~ん さっぱり。