今年は何に乗って、北海道へ行こうか・・

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さて、今年も北海道へ渡る計画を立てる時期がやって来た。↑は青森・八戸フェリーターミナル。中央


右寄りのバスの前に、自分のウラルがあるのだが、判りずらい。ここの夜の照明が結構好きなんだよな。夜でも明るいもんだから、カモメもいっぱいいて。


 


ココ行くまでが大変なんだよな・・。でも着くと、何とも言えない、いい気分にもなれるんだよな。ほっとして。


ちなみに、3年連続ウラルで渡ってるんで、今年は別の乗り物で・・


 
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 色々手を入れて、信頼性が上がったと思われる長江サイドバルブで行くのも、なかなかオツな物かな。タンク24L入るし。でも燃費はウラルより悪そうだから、航続距離は一緒くらいだろうけど。何より、ウラルより車高が低い分、自分としては走りやすい。でもやっぱり信頼性が気になる・・。なにしろ、高速道路これで走るとほぼフルスロットルだ。法定速度は100kmだけど、出ない。ほぼ速度超過の心配が無い。そーんな長江で挑戦したい気はあるが・・。それとも・・・


 


 
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これも、昔に比べれば、色々手を入れて信頼性が向上していると思われる、KHで久々に行ってみるか・・うーん、カコエエ。デジカメ最高。
 
 かれこれ今から28年前、これを買って、二ヶ月後に北海道へ行った。それ以前からだったが、高速道では、何かエンジンに信頼が置けない気持ちがしてどうにも飛ばす気になれず、東名・東北道をほとんど法定速度で走った。
 
 北海道に渡って走っていると、悪い予感は当たった。エンジンから酷い金切り音がしだした。何がどうなったのか、さっぱり解らなかった。後になって解ったが、どうなっていたかというと、ミッションオイルが空になって、ミッションが焼けた。バイク屋に預けたら、直ぐ直ってきたが、何を修理したのかは、解らなかった。酷い音は当然消えていたが、ミッションの調子はイマイチになった。
 
 その6年後、ミッションの調子が悪いままだったので、思い切って自分でエンジンをオーバーホールしたが、驚いた。ミッションとシフトフォークは、焼けてギタギタだった(バイク屋の修理はギアオイルを入れただけだったのだ)。オマケにピストンも、1番と2番がちょっと酷いカジリを起こしていた。事実を知ってエンジンへの信頼感は消え去った。不信感は当たっていた。なにしろ、エンジンが始めっから壊れそうな気がしていたので、特別酷い走りはしていない(まあ、そんな気がしたのは、最初の頃に、試しで全開走行等をしてみたからなのだが、その時にもう症状自体は出ていたんだろうけど)。
 
 でも北海道への出発前に、ギアオイルは確かに交換したはずだ。なぜ、1000km、2日で無くなってしまったのか?オイルを抜いてそのまま入れた気になって走って来たのか?と思った。正直、当時はメカは何も解らなかった(今もだけど)。この原因はもっと後になって解ったが、3番気筒外側のクランクオイルシールが弱くて、3番気筒がミッションオイルを吸ってしまった為だと知った。オイルシールは6年前にまたエンジンを分解して交換した。それまで酷くなる一方だった3番マフラーの煙も収まった。
 
 ミッションは、焼けてた物を全部交換した。ピストンとシリンダーは、オイルストーンと紙ヤスリで修正して、今もそのまま使ってる。ポートはリューターで面取りをした。「この面取り無しのポートがカジリの原因だろ」と思えた。それ以降は、何度かチェックでシリンダーを外したりしてるが、問題は出ていない。他に問題が出た部分(ポイントと穴の開いていたフロート)も交換した。キャブセッティングも自分の好みのフィーリングに合わせ(スロージェット1サイズ絞り、ニードルも1段下げてやや薄めに)、今は多分絶好調。
 
 
・・と、色々苦労したこのバイクで、もう一度北海道を目指すのもいいか?なんて考えもあるのだが、サイドカーで走行車線を80kmで追い越し考えないでずっと走ってくのも気が楽でいいんだよな~。
 
まあいい。あと一月は何に乗って北海道へ渡るか、楽しく悩む事にしよう。