pj28 のあんばい

 最近のプラグの焼けを見たら、左が濃そうだった

 

 そんで左キャブのJNを一段突っ込んだら、走りはクリアーな感じで良くなったが、低速低回転が薄くなって頼りない。発進も半クラをうまく使えば気持ちよく発進出来るかんじ。

 一体今のPJの穴の大きさはいくらなんだと思ったが分からない。三国や京浜とは違う。自分で何とかして確かめにゃあいかん。

思って買ってみた極細ドリルセット0.3mm位から1.3mmくらいアマゾンで800円くらい。これなら大体の穴の大きさがわかるだろう。

そこでスペアキャブPZ28で調べたら、パイロットの穴は0.3mmの歯が割と楽に通って、じゃあ少し大きくしようと思って、0.3mmの時と違って抵抗感のある0.4mmのドリルを差してぐりぐりやってたら、少し傾いた時に刃が簡単にポキッと折れた。

  クソじゃあしょうがない今長江に付いてるキャブで、今度は慎重にやろうと思って、まだ半分残ってた0.4mmの歯を使ってみたら、またすぐ折った。グリグリ出来たが、ピンバイスを少し動かしてしまって折った。ガックリ来た。どうしようかと考えて数日は気分的にダメージを負った感じだった。

 

 もう壊すつもりになって1mmのドリルで穴を開ける。スロージェット何ミリの長さとか構造が分からないからたまらん。結局壊すつもりになってなくてジェットだけじゃなくてキャブ本体に穴を開けてしまったら面倒な事になるからビビりながらやった。10mm位掘ったらガクンとドリルが抜けた感じがした。次にボルト抜きが使えるように3mmの歯でまた穴を掘って

 注意書きに真鍮には使えませんと書いてあったのを知らずに買ったボルト抜きを差して回したら抜けた。心底ホッとした。ただグリグリやるだけになるかもしれないと思った。遂に、穴径が小さくてセッティングが出ないが圧入品だから仕方が無いとあきらめてたスロージェットの正体を見た。こいつの穴径の小ささのお陰で、それを誤魔化すためにえらく面倒な思いをした。

 ハンダで穴を埋めて、余裕を見て0.7mmで穴を開けた。

 早速エンジン掛けて見た。掛かった。濃くなったせいか力強い音がする。