右キャブ パイロットスクリュー付けてスローの調整 黒煙消えた

 ハンダでギタギタになったスロージェット室 メインジェット室の横から穴が開いてスローの方に繋がってる

 そのままじゃ長過ぎて使えないが、スペアパーツのエアースクリューのネジを適当に短くして先っぽをスロージェットに近づけてガソリンの流量を減らしたりできればジェットの通路径を小さくするのと同じになるんじゃないかと気が付いた。

 上手くいけば、もう通路径が大きいだ小さいだで極細ドリルをスロージェットに刺したままポキポキ折らなくて済むし、その前に穴が大き過ぎたらハンダで埋めなきゃいかんとかの面倒事をやらなくて済む。

 

 5回転くらい締め込めばスロージェットの穴に突き当たるようにした。あんまりネジを利かすようにするとメインジェット室からのガソリン通路を塞ぐ。でももう2~3mm短くしても良かった気もする。出来るだけねじを効かせないと締め込みでねじ切れるかもしれん。

 

 ネジの突き当りを確認するために何度もグリグリやったので今のスロージェットの通路径はどうなってるかと極細ドリルで確かめたら、最初コリコリと少し抵抗があってスッと軽くなって0.6mmだった。こないだは0.5mmで穴を開けてそれで黒煙が出たから今のままなら確実に濃くなって煙出る。これで今回付けるパイロットスクリューが効いて煙を抑えられるくらい薄く出来ればめっけもんだ。

 突き当てから2回転くらい緩める。ネジピッチが確か0.75だったような気がするから2回転で1.5mmくらいの隙間。シリンダーとキャブに挟まれてロックナットが締めづらい

 狙い通りスロージェットのガソリン流量が減ったみたいで、黒煙消えた。

 エンジンが温まってからブオーンと空吹かししても、やっぱり黒煙は出ない。上手くいった。調整で気になる所は一杯あるが、様子見だ。走り心地も悪くない。いや上手くいった。