動かないオイルポンプのチェック

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 まずオイルを抜いてオイルパンを外す。ボルトを緩めて驚いた。ボルトの締まりが全部緩かった。多分新品ガスケットが落ち着いたからだと思った。

 

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 後になって気が付いたが、ポンプが斜めな気がする。

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 ポンプを外して動きを確かめたら軽く回る。ロッドの長さは、

 

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 長い方がウラルで短い方が長江

 

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 もういっぺんポンプを付ける。外す前みたいな斜めじゃない気がする。

 

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 ロッドを繋げて回してみる。回る。何の問題も感じない。回らなかったのはポンプが斜めになっててそれに気が付かないままボルトを締め付けたという組み付けミスだ。なるほど。

 

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 ここでオイルポンプはちょっと前に買った中古ウラル650用に交換する事にする。このカバーは長江の物に近いデザイン。でもギア幅はウラル750と同じ8mmで長江750の6mmより幅が広い。そうだギアの径を見るのを忘れてた。多分ウラル750や長江と同じだろう・・・。これでちょっとはオイルの流量が良くなって・・・どんなメリットが出るか。まあ今回初めてエンジンを分解してコンロッドのガタ以外、ベアリングなんかのガタも無かったから大した効果は出ない気がする。コンロッドのガタが何故出たのか・・・が良く分からないが、元は多分軍隊で粗く乗りまわしてたって痕が車体全体に色々あったから、その頃に痛んだのかもしれない。でもただ単にコンロッド大端部のサイズが小さいからだけな気もする。

 

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 あと、少し大事な部分として、ウラル650ポンプのこのケースに嵌めるガイド径が15.8mmくらい。長江は16mmで、ウラル750は14.5mmくらいでがたがた。気分的に650用が良い。

 

 

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 付ける前にギアの動きに一部ゴリゴリ感があるのがわかったので

 

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 当たってそうな部分を確かめてダイヤモンドヤスリで慎重に削ってゴリゴリ感が出ないようにした。この中古650ポンプはまだ慣らしが終わってないのかもしれない。3万キロ近く走ったウラルのポンプは綺麗に回る。その最初はどんなんだったか。

 

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 そんでポンプを付ける。

 

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 ワイヤーロックで留める網も付ける。今度はツイスターを使ってキレイに付けた。

 

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 オイルパンは外側を洗ってソコソコ綺麗にして、ボルトをミッチリ締め込む。またじきに増し締めだ。

 

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 もう長いロッドのお陰でギアとロッドの嵌め合いもバッチリ。でもポンプ組付け不良があったから、ちゃんと組んでたら短いのでも良かったかもしれない。じゃなきゃおかしい。

 

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 コンロッドを持って動きのクソ重いクランクを回してポンプがちゃんと動いているかの確認。ケース前方はもうカバーを付けてしまってるから、今回は左シリンダーにだけ開いているシリンダー潤滑用オイル穴からオイルが出るかを見る。

 

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 オイル出て来た。あ~良かった。こないだはここからオイルは出てなかった。いやあまいった。