冷えそうと思って買った圧縮が上がりそうなヘッドに交換する

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 今日は、以前買って合面の段差を削ってもらう加工から帰ってきてたヘッドを、やっと交換してみる。まずはいっぷくだ。エンジン調子良い。バッテリーを充電してスターターリレーの接点ゴシゴシでそれなりには調子は良いが、それでもセルはやっぱり頼り無いのでキック始動が安心できる。そんで楽しい。

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 ちなみに形状が普通じゃないので数件から断られたらしい。やっと1件やってくれる加工業者さんがいたらしいが、段差をなんとか無くしただけでそれで加工は精一杯だという事で、それで帰ってきた。左右で圧縮合わせとかもう出来ないと断られたらしい。自分の持ってるバイクは、何か改造や加工しようと思っても、さっぱり思い通りにならない。全く飽き飽きする。でもワタナベさんどうもありがとうございました。

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 見た目は燃焼室容積が少なくて随分圧縮比が高そうだが、まずはそのまま付けてみる。若い頃のように、圧縮アップだウヒヒと思う。下半分の出っ張りがシリンダーに入らなかったのでサイズを測ったらノーマルヘッドと同じ。でも若干削れてない分大きいらしかったから叩いてシリンダーに嵌め込んだ。バルブも当たってない様だった。圧縮が高くて調子がおかしかったらヘッドガスケットをもう一枚足す。

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 サイドバルブはヘッドは2ストと同じ様なもんだから交換が楽で助かる。まずはキャブも点火時期もそのまんま。

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 で、朝と同じ場所まで試走。ややパワーアップしたかなと思うくらいで普通。

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 随分圧縮が上がってそうだから結構ビビったが、走ってみたら悪いフィーリングじゃない。今後にどんな問題が出るか?だが、フィーリングはこれでもぜんぜんイイって感じだ。こんな80年くらい前に設計したようなエンジンは、今のガソリンやオイルなら少しは圧縮を上げてもいいのかもしれない。 加速が力強くなったというかエンジン回転の上昇が早くなったって感じだ。ピストンやキャブをノーマルよりもマシなタイプに交換した時も、それぞれ加速が良くなったのが分かったが、それよりもややマシな感じだ。特にエンジンが温まり切る前。 悪い所はなんぼか走ったくらいでは何も感じない。渋滞でエンジンチンチンになったらどうなるか?だ。でもエンジンボコボコになったとしてもそれはキャブのせいともいえる。ノーマルと比べると割と薄そうなヘッドだから、歪みが心配だ。