ウラルのヘッドガスケット2枚重ねにする  エンジンフィーリングいい感じ

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  今週帰省のつもりだったが台風やら東名工事やらで余計な出費になる気配が強かったのでカエルのやめる。
 
 
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  て事で台風来る前にウラルのヘッドガスケット2枚重ね作業をする事にした。もう随分前からやってみたかったんだ~、コレ。エンジンフィーリング向上目的。熱ダレにも効いて欲しい。いや楽しみ。
 
 
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  マフラー外して左右連結してるエキパイ外して左はバンパーもヘッドに当たるので外してヘッドを外す。ヘッドガスケット破れる事無くキレイにヘッド外れてくれたから助かった。0.2mmくらいの薄いノーマルベースガスケットを0.5mmくらいのガスケット用紙で作って・・とも考えたがシリンダーを外す作業が面倒なんでSR500でもやった作業が楽なヘッドガスケット2枚重ねでやる。SRでは問題ナシ。今回足すヘッドガスケットは、0.5mmくらいだったはず・・のSRのヘッドガスケットよりブも全然ブ厚い。ウラルの新品ヘッドガスケット厚さ1.8mmくらいあった。
 
 
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 ついでにキャブもPJ38から冬用の#40にした。フロートは水も入ってなくてキレイだった。まあ、この夏はクラッチ掃除やタペット調整してからは32馬力ばっかでずっとカバー掛けて仕舞ってたからなあ。32馬力も安定してきたから次はコッチだ。JNには0.5mmワッシャーが入ったまんまだった。
 
 
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  作業の面倒な右側も長江で同じやったから勢い付けてやったらなんぼか楽に作業が出来た。横にずらして高さ調整出来るウマの前方にかましてるヤツをを少し下げて外した。
 
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  左のピストンの焼け。右も同じようなもの。ヘッドもやっぱり同じような焼け具合。本来なら折角ヘッド外したんならバルブなんかも取ってガイドの減り具合チェックしたりカーボンガリガリ取ってやったりしたいところだが、そうすっと日数掛けてタラタラ作業してしまうんで、その掃除してる間に台風がきたらマズイので、ヘッド外して合い面掃除して追加のガスケット入れてそのまま組む。もう突貫工事。タペットは左右吸気0.07mmくらい、排気0.1mmくらいに調整。テキトー。
 
 
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     2枚入ってる。確認。圧縮下げたんで点火時期を少し進めたいが・・・また今度、だ。
 
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 でけた。午前11時頃から始めて昼過ぎ2時半から3時半まで休憩して昼飯食べていっぷくして4時過ぎに完了。作業時間約4時間ちょっと。あ~スムーズに作業終わってよかったホント。あ!・・・とか、えっ・・とか言って作業が止まってどうしようか考え込んでしまう事が無くて。リアブレーキ、サイドカー側と繫がないで組んだので後でペダル踏み込んどいて無理やり連結させた。
 
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 んで試走。まずは問題なし。圧縮下げてキャブも冬仕様にしたのでアイドリングやPS開度等のキャブ調整もする。キックちょっと軽くなった。
 
 ヘッドガスケットの厚さが計って見ると思ったよりも厚かったんでちょっとやり過ぎかな・・と心配もしたが、走ってみると全く平気。いい感じ。今までのエンジンフィーリングの余分な角を削ったような感じ。もう少し圧縮下げてもいいか?と思えるくらいだ。でもスタッドボルトの長さの関係でこれ以上は出来ない。1速2速で引っ張った時のガーッてな感じの不愉快な振動や音は結構減った。まだなんぼか残ってる。でも気分的なストレスかなり減った。走ってて楽しめる気分がする。ブ厚いガスケットを足して圧縮比7の長江32馬力よりも下がったんでは・・・と思ったが、まだ32馬力よりは圧縮高いかな・・・とも感じる。でもかなりエンジンフィーリング良くなったのは確か。いやいいわコレ。圧縮下がって今年感じた夏の熱ダレがどうなってるか?だな。以前と同じ走り方してもシリンダー温度も油温も下がる筈、たぶん。山道のキツイ上り道のノック音もどうなってるか興味津々だ。自分好みのいいエンジンになってきた。燃費がどうなるか・・もあるな。下がるかな・・・。なにしろもっと走ってみなければいかん。