操作性を上げる為にスロットルバルブを重くしてみる

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 32馬力にPE28を付けた時、最初はその前に付けてたPWLのアルミの軽いカッタウェイを移してみたら、やっぱりアイドリングの落ち着きが無くて良くなかった。その後にPE用の番手の合う鉄の重いカッタウェイを買って付けたらアイドリングが落ち着いて、ついでに操作感覚もかなり良くなった。 て事はもしかしたらこのアイドリングが落ち着かなかったノーマルキャブも、バルブを重くしたらしっかりバルブが下りてアイドリングが落ち着いたかもしれないと考えた。バルブが軽くて負圧で動いてしまってたんじゃないかという気がする。性能はPEを付けてもあんまり変わった気がしなかった。でもゴムのマニホールドになるので熱ダレには強かったかもしれない。

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 24馬力は出力が低くて負圧も低いのか、熱ダレしてる時以外はアイドリングは安定している。そこでもしかしたら操作性が向上するかもしれないと思って、バルブに錘を入れてみる。

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 カッタウェイの開いてる部分に錘としてバランスウェイトを入れてみる。とりあえず15gくらい入れた。

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 エンジン掛けてない状態でアクセルを開け閉めしてみると、なんとなくレベルで戻りがいい気がする。でも本当はアクセル開けて手を離したらストンと戻ってくれるフィーリングが欲しい所だ。まあホルダー部分の構造上、仕方が無いのかもしれない。買った頃に、元々のスロットルバルブのリターンスプリングはややきつ過ぎて手が疲れると感じたので、ホームセンターで似たようなスプリングを買って、少し軽くなるようにカットして使ってる。今までは問題は無かったが、これでまた戻りは少し良くなる筈だと安心できる。

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 どんなもんかとウキウキしながら試走してみる。んー

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 あちこち走り回ってみたが、バルブを重くした効果は全く感じられなかった、というか違いは分からなかった。まだまだ重くしてもいいかもって感じだ。

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 バタバタバタ

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 フロントディスクブレーキは、あんまり強く掛けなければフォークのヨレも少ない。効きはまあまあって感じだ。
 
 エンジンは、圧縮の上がったヘッドに慣れて来て、明らかにノーマルよりも良い加速が気に入ってきた。性能的に少し32馬力に近づいた感じだ。でもここんところは近場ばっかり走ってるので熱ダレ具合が良く分からないので、足を延ばさなければいけない。どっかに走りに行ってエンジンを止めればシリンダーの熱がキャブに伝わってキャブがチンチンになって冷める前にエンジンを掛けるとパーコレーションの真っ歳最中でもボコボコして加速しないが、今の元気のいい加速をする圧縮比だときっとシリンダーの温度も上がってるだろうから、走っててもキャブが熱ダレしてボコボコするんじゃないかという気がするので、確かめなければいけない。