KH キャブ掃除 点火時期調整 ステムナット緩める 突出し1mmくらい増やす

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 やっぱ漏れてやがる。まずは1番のキャブの合い面だな。昨日、コック閉じてエンジン止まるまでやっても駄目だ。そんなにガソリンが残ってるもんか。 はみ出してきてるケースカバーガスケットもちょっと気になる。クランクのサイドシールが緩くなるとポイント室に圧力が逃げてこうなるんだよな・・・場合によってはポイント室で混合気がポイントの火花で爆発したこともあった。火薬のような匂いがした。


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キャブを全部バラしてフロートチャンバーの合い面をオイルストーンで擦ってみたら、3個とも取り付けネジとネジの間がへこんでるような感じで、面を出す為にかなり擦った。こんだけへこんでたらガスケットも効かないわなあ・・と思えるくらいだった。そんで、この作業やったの初めてだったかなあ・・・。

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一通り適当にキャブ内部を掃除してエアブローして取り付けてほぼ全開状態でキャブの中に指突っ込んで同調を見たら、少しズレがあった。1番がボディーとバルブが面一でも、2と3番は少し下がってた。1番のアジャストロックナットが緩んでた。3つ揃え直す。

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点火時期もチェックする。キャップにプラグぶら下げてヘッドに乗っけてのパチパチチェックでダイヤルゲージは使わなかったからどれだけズレてたかワカランが、3つとも遅角方向にズレてた。合わせマークに合わせ直す。


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 ついでに、最近低速でハンドル切る時のカクンカクンが気になってしょうがなかったステムベアリング、長江みたいにステムナットの締め過ぎでカクカクいってんだったら直すの楽だなあ・・と思いながらチェックしたら、ナットはかなりきつく締め込んであった。3年くらい前にボールレースのチェックとグリスアップをした時に締め込んだと思うが、それでも、あ~れ~こんなに強く締め込んだっけかなーと思いながら一旦ナットを緩めて、レンチで軽くキュッというくらいに締め直す。


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 今が気になってるってワケじゃないが、興味でフォークの突出し量を1mmくらい増やしてみた。前にも1mm位出した。どんな感じになるだろかと。


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 今日の作業内容、全部良く効いた。エンジンはなんかキッチリした感じだ。でも昨日の調整前のフィーリングでも最高だと思ったくらいだから、どんなもんだか。でも調子いい感じだ。ただ、発進の時のトルクは昨日の方があった。今日は元々ある症状の一瞬のもたつきがある。昨日は無かった。気温や湿度も関係してると感じる。あと点火時期かな・・・。

 大事な事はフロートチャンバーの面だしやった事でキャブの漏れが止まる事だ。でもガスケットは新品交換しないでチビた奴をそのまま使ったからどうか。

 強く締め上がってたステムナットを緩めの締め付けにしたら、ハンドルカクカク消えた。良かった。緩み過ぎだとなるハンドルガタガタとかブレーキ掛けた時のカックンもない。良い。 いよいよボールレースあたりに傷が入って、交換しなきゃならんかなあ・・・メンドクセえなあ・・・と思ってたから、これはエラいラッキーな気分だ。今日の作業箇所の中では一番得したような気分になってる。 突出しちょっと増やしたのも影響してると思うが、ハンドル操作も軽くなって気分いい。ステアリングダンパーを1ノッチ締め込む。

 突き出したフォークは、角を曲がる時に便利だ。カクンとハンドルが切れる。まあ様子見だ。なにしろ年に1回の調整もしたって事で、こりゃ乗りたいって雰囲気がよみがえってきた。