ステム抜けず 工具待ち

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 一昨日から自転車バイクのフロントフォーク関連に手を付けだした。
①ステムを真直ぐにする。駄目なら壊して抜いて交換する。そうすればナメてるステムナットも交換できる。ナットがパーだとアッパーブラケットが固定できない。
②フロントフォークの固定を、今の固定式から突き出しを調整出来るようにする。抜けてた時の、ハンドルが低くなって妙に乗り易かったフィーリングが忘れられない。それを再現する。こないだ測ったら50mmくらい抜けてた。でも直進性は特に問題があるような気はしなかった。早朝の交通量の少ない150号をいい感じで流せた。

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 6mmイモネジ付き当てでフォークを固定というのは頼り無い。普通のタイプの割りが入っててサイドで締め付けの方がしっかり締められる。サイドノリフレクターのネジもフォークの締め付けに使われている。でもステムナットがちゃんとしてれば特に問題無い。

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 最近はしょっちゅうCRCを注してたから、いい加減沁み込んで動くだろうと思ってまたガンガンやったが、相変わらずでビクともしなかった。このステムは諦めてカットした。ドリルで掘って削り落とす。でもあんまり太いドリルは持っていない。まあでもアルミだし削っていけばなんとかへばりついてるのも剥がれるだろうと。

 下からもガンガン叩いたが、ハッと気が付いた。ボールとボールレースが痛むじゃん!ブラケットを左右に動かして動きをチェックしたら、カクカクになってた。

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 アンダーブラケットを外したら、ちょっと喜んだ。上下共アンギュラベアリングなのは助かった。いいの使ってるじゃん!と嬉しくなった。ばらばらとボールが落ちるに違いないと思ってた。 ガンガンやったからやっぱりボールレースはそこそこ痛んでた。適当に修正しなければ、だ。

 ステムを抜くべくガンガンやったが、上から叩こうが下から叩こうが、うんともすんとも言わない。なかなかガックリきた。

 この後もっと穴を開けたが、ステムと同じくらいの太さの太いドリルの刃もそれをクランプ出来るドリルも持っていないので、細いドリルの刃で一杯穴を開けていけばその内剥がれてくるだろうなんて考えてたが、さっぱりうまくいかない。刃の長さも足りない。


 そんでハンドドリルの強力な奴が欲しくなってこないだ旋盤を買った中古品店に買いに行った。1500円でいいのが買えた。13mmチャック付だ。でもドリルの刃はいいのが売ってなかった。使ってみたいのは、13mmチャックでドリル径21mm。ステムパイプと同径のドリル。それがあれば中身を綺麗に削り出せる、たぶん。

  でたらめなやり方だからギタギタになった。作業を始める前は、こんなもん楽勝だなあ、午前から初めて夕方には終わるだろうなんて考えてたら、やり方が悪いもんだから、すっかり泥沼的になってきた。次から次へと持っていない工具が必要になってくる。失敗した。どんどん面倒な事になってきた。行き詰った。ヤフオクで内径と同じサイズのドリルを落札してしばしの待ち。ガンガンやってるうちに不注意ですっかり潰してしまったステムナットのネジ山修正の為の25mmダイスもだ。