バルブガイド打ち替えた

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 まず、ガイド打ち込み冶具を作る。M10で長さ180mmのボルト160円で買ってきて削る。旋盤あればすぐ出来る。でも後で気が付いたが、ステムガイド外径が14mmくらいあるから、ボルトももうちょっと太い方が良さそう。M10だと叩く時に当たり面少な過ぎる。
 
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 インターネットでアレコレガイド打ち替え記事を見て勉強してマネするべく、台所のコンロで弱火でヘッドを炙ってガイド近辺が150度を超えたら抜きにかかった。
 
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        冶具バッチリ使えた。もっと温度熱くてもよかったような気もちょっとする。
 
 
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 抜いたバルブガイドは吸気・排気共同じサイズ。新品はやっぱ短かったり長かったり形状違ってたり。外径もほんのわずか太い。もし次の交換時期がきたら、一応やって見て、ダメでガタガタならヘッド交換だな。
 
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 長いガイドは何故か内径が2段構え。結局それよりは嵌め合い量の多い、ホンの少し短いガイドを吸・排気両方に使う。2セット買っといたから1台分組める。もし次交換する時は、全部ちょっと長い方だ。ガイド位置決めのサークリップ外しがメンドくさかった。サークリッププライヤー用の加工が付いてない。
 
 
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  またコンロで炙ってさっきよりなんぼか温度上げて一応冷凍庫で冷やしたガイドを叩き込む。吸気は固めで排気は割りとスッと入った。吸気側斜めに入ったんじゃないだろな・・・とちょっとビビる。
 
 ガイド打ち替えてからバルブを差し込んでバルブステムとのガタのチェックしたが、吸気は当然ガタが減って良くなったが、排気はガタは大して変わらないくらいだった。外した物と同じくらい。どっちかといえば外した方が少しいいくらい。打ち込んでからあんばい見るのが良いだろうと思ってたが、別に替える必要無かったともいえる。
 
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 後は燃焼室のカーボンをリューターの金属ブラシでガシャガシャ落としてタコ棒にコンパウンドでコンコンコンやってバルブのシール具合チェックしてガイドが真っ直ぐ打ち込まれてるのを確認したので本日終わり。あーよかった。バルブガイド打ち替え作業、自分で出来るのか非常に不安で、気が重く乗り気になれないまま作業したが、いざ準備してやってみれば、何の事は無い。長江はメンテナンスというか、修理というか、やった事無い作業ばっかりやるハメになるのでたまらん、というか非常に勉強になるというか経験になる。次のガイド交換作業はもっと気楽に出来るであろう、きっと
 
      うー 外観サンドブラスト掛けて再塗装しようかなあ・・・まあいいや。明日だ。