ピストンを軽く出来るか考えて

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 なんとか約60gも軽いウラルのピストンを使うにはどうすればいいかなーと考えるが、ピストンピンからピストントップまでの高さがウラルは1mmくらい低い。ピストントップを同じにするにはシリンダーの上下面を1mm削らなくてはならない。シリンダーを眺めただけだがバルブが当たるとかあるから多分そんなに削れない。それで付けるとウラルのピストンヘッドはラウンドしてるから圧縮がノーマル状態より下がるかもしれない。それじゃあなー

 

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 ならば24馬力のピストンを軽量化できないもんかと考え着く。下の溝から下をカットする。溝から下を上と繋いでる四角い塊も削る。これで左右同じ重さにも調整できる。そうしたら首振りがどうなるかが疑問だ。

 

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 そこでまず試すなら中古ピストンでやろうと思って引っ張り出して

 

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 今になって改めて去年外したピストンをよく見ると、この写真じゃわかりづらいが、砂をごっそりと吸い込んだのかってくらいもう傷だらけ。ピストンの上側はピストンが振れを起こしたようで酷く叩かれてる。カタカタ音はコンロッドだけじゃなくてこれも原因だきっと。

 

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 叩かれてしかも削れてしまってる。この原因は多分去年まで使ってたスペアの傷だらけシリンダーの内部の酷いサビ傷をホーニングマシンで無理やり削って穴が大きくなったからと思われる。やっぱり駄目だったか。雑な事やったからな・・・と反省する。

 そんで一応この状態で重さを測ったら359gだった。今持ってる新品のスペアは368gと366.7gだ。中古は擦り減ったからなのか、差が激しい。ピストン首振りでビビったから軽量化はちょっとお休みだ。もしもに備えて新品シリンダーが必要になる。

 

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 気晴らしに買い物に行く。直るまで一週間かかった、偶然なのかどうかのスチーム洗車後に起こったイグニッションコイルトラブルで、コイルを交換してからは調子も良くてとりあえず近所なら非常に気分良く走れる。エンジンオイルも交換したしで何か理由を付けて乗りたくなる。非常に良い事だ。