今日は西風が強くて、トンネルの中は北からそこそこの風が吹いて、調整中のエンジンを冷ませるので助かる。
エンジンの掛かりは普通だが、アイドリングの安定しなさが酷い。不安定な回転の仕方で、更に段々回転が落ちて止まってしまう。アイドリングを高めにすると、まあ落ち着く。でもうるさいし熱も気になるしで心は落ち着かない。今年はエンジンもキャブも色々弄りまくったから、何が悪さしてるんだろうかと一生懸命考えた。
今の点火時期
考えた結果、今のアイドリング不調の原因は以前よりもやや進めてある点火時期じゃなかろうかと思った。エンジンは圧縮も上げてしまってあるしキャブも口径を2mm大きい物にしたしで、そこへ点火時期も進めると加速感に魅力的と感じる良い所があるもんだから、なるべく進角させたあたりをキープしたいと思った結果、この状態のエンジンのアイドリングを落ち着かせられる位置より進め過ぎてるかもと
試しに目一杯遅角させてみる。途中でアイドリングが上がる位置があった。空吹かしではアクセル開け始めが力強い。上は回るが特に力強い印象無し。
目一杯進角させる。下の回転は遅角よりも力が無い感じだが、回転が上がると力強い。でもいまいちスムーズじゃなくて吹き上がる途中で谷があるのを感じる。
色々やってみた結果、不調の位置よりいくらか遅角させた位置に固定した。キャブの最調整がまだだが、アイドリングはそこそこ安定してきた。
また調整やり直しでアイドリングや同調を合わせ直したら、落ち着いた。
アイドリングに結構安心感がある。思った通り点火時期を進め過ぎだったわけだ。 ほんと今思うと、今年はエンジン・キャブに大した事では無いにしろ色々手を入れてしまったもんだからアイドリング不調の原因はそれらが影響し合って・・・とかなんとかも考えてすっかりややこしい気分になってしまったが、何の事は無かった。
そんで少し走って様子を見ようと風速6~7mか?って感じのやや強めの西風に向かって走ってみたら、力が弱い。アクセルガバ開けしても変化なし。これはこないだ突っ込んでしまったJNのせいだ。
今の位置
とりあえず1段上げてみたが、コレを眺めてやや考える。弱い。もう1段抜いた方がいいんじゃないかと
JNがツラより少し出る位置で決めた。2段上げた。
JNを2段抜いてさっきよりかなり良くなった。向かい風でもそれなりになった。以前の安定している時とおんなじ感じ。進角の薄目は加速感に魅力があったがアイドリング不安定は駄目だ。せいぜいこんなもんかもしれない。
それにしてもアイドリングが安定して安心した。良かった。ノーマルよりも少しはパワーが上がるか?と思われる方向で色々弄ってこりゃ面白いと感じる物もそれなりにあったが、結局3歩進んで2歩下がるを実感した。
で、また一つ思いついた。点火時期のガバナーを固定すれば、低い回転はそのままで上の回転で今よりも少しは力強さが出るんではないかと。