昨日はちょっと走りに行こうと思えば行けたが、以前から掃除しなけりゃあなあ・・・と思ってたフロントフォーク、こいつをやらなければスッキリ出来んなあ・・・と乗るのを止めた。
そんでジャッキをどう掛けるかで悩んだ。
そのままじゃジャッキを当てる場所が無い。アレコレ考える。
結局左のエキパイを外して前側のエンジンボルトブラケットの位置に掛けるしかない。ガンガンやらなきゃいけないから気が進まなかったが、どうしようもない。でもこれでスッキリした。昨日は止めて、今日は高さの低いパンタグラフタイプのジャッキを買いに行って、それを何処かに当ててみようと出掛けたが、買いに行かないでもターボの車載工具のジャッキを使えばいいじゃん!と気は付いて折角出掛けたから昼飯食べて帰って来た。
ジャッキで浮かせていろいろ外す。フロントタイヤの回りがやや渋い。許容範囲な気もするが、原因を探らねばいかん。
ステアリングダンパーを外してアッパーブラケットを外してライトステーを外して
やっとフォークのクランプボルトが見える・・・・・いや、ナットは常に見えているからやっぱりここまで外す必要は無かった気がしてきた。
初めてフォークを引っこ抜いた。
家の中に持ってってひっくり返してオイルを抜く。左右で色が違う。10年乗って初めてのフォークオイル交換だ。
変なかじり方をしてる。後で紙やすりで突起が分からなくなるまで擦る。
中身も水と錆と汚れで酷い見た目だった。
洗い油がどんどん汚れて行くのが気持ちいい。
インナーチューブもアウターチューブも出来るだけシューシューや洗い油でゴシゴシ中の汚れを落としてその他の部品も同様にやって摺動部には片っ端からこれで良いのかどうかのシリコングリスを塗りまくって組み立てようとしたが、組み付ける順番を間違えてしばし往生した。オイルシールホルダーとでもいうのかこの部品に収める方向が違ってた。おかしいなあへんだなあ・・・と。
この順番だった。サービスマニュアルを見ても絵じゃ良く分からない。そしたらふと気が付いた。まだ分解していない反対側を見ればいいじゃないかと。やっぱりさっきの組み方は間違っていた。
そんでもう片方も同様に全部分解して中身も外側も洗って汚れを落として
アウターチューブの中に洗い油を入れてロッドを抜き差したりジャボジャボと振ったりして最初に出て来た汚れ。2本ともこんな感じだが、これは気分いい。やりがいがある。
大皿の洗い油の汚れが何とも言えん。フォーク2本の中身の汚れ。小さい入れ物は途中で入れ替えてたから大した事無い。
買って10年で初めての24馬力のフロントフォークの掃除終わった。スプリングとオイルシールは新品交換した。スプリングはリアと比べると大して縮んででなかったが、新品に交換した。-1.5mmくらいだった。まだフォークオイルを入れていないが、気分的に結構スッキリした。
手を付けるまでは、フロントフォークの中はどうなってんのかなあ・・・構造をちゃんと理解してないから何かスムーズにいかない、エンジンの時みたいにドン詰まってしまう事にならないかなあ・・・単純だと思うからナメて考えてしっぺ返しを食らうってのが良くあるパターンだから・・・とか考えてたから、これは案外楽に出来て良かった。フォークの取り外し方や分解の仕方や構造も大体分かった。 なにしろ前々から、時々キャップボルトを外した時に見えたサビと汚れが酷そうだからいっぺんやらなければスッキリしないなあ…と思っていた。さあ明日だ。アクセルホルダーやらも交換だ。運転席のシートもだ。それが終わるまでは乗らないってもんだ。