クランクへのオイル通路

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 このベアリングの上にある鉄板の向きを間違えてオイルシールを圧入して、後になってこれはオカシイと気が付いて、オイルシール1個パーにした。この鉄板の向きは後で付け替えた正しい向きなはず。鉄板の内側にフライホイールのインナーが当たる。一片圧入したオイルシールをはがすのに苦労した。ちょっと何かやるとすぐ失敗して憂鬱な気持ちに陥る。叱り嵌っててなかなか外れない。しかしなんとかオイルシールを引っぺがした今はいい気分だ。失敗抜きじゃ上へ行けないってのを改めて確信する。

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 この向きで組んでしまった。

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 それで急にクランクシャフトへのオイル通路への関心が高まる。この穴は、クランクのコンロッドへの給油穴だと気が付いた。前は何の穴何だろうか?とさっぱりだった。

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 さっきの穴から噴き出たオイルが、このクランクウエブ横のヘリの有る鉄板の中に落ちる。それからあふれたオイルが半円くらいのコンロッド大端への穴に流れ込む。そんでヘリの部分は遠心式オイルフィルターだと気が付いた。

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 その証拠に、パーツクリーナーで吹いてみたら、物んの凄い汚れが出て来た。アルミかなんかの粉も一杯出て来た。この後、もうどうやってキレイししようかな、フタ付きのバケットを買って来て灯油を入れてジャバジャバ洗おうかとか色々ねちねち考えたが、パーツクリーナーでシューシューと綺麗なままで出てくるくらいまで吹けばいいだろうと一本半シューシュー吹きまくった。台所のガス検知器が鳴った。当たり前だ。換気扇を回すのを忘れてた。慌てて換気扇を回す。まあそれでも最後には汚れた液体は出てこなくなった。