コンロッド大端ピンの穴にオイルを注いで
ちゃんと大端ベアリングなんかにオイルが流れていくか確認する。
両方ちゃんとオイルが流れ出た。
さあまたクランクをケースに収めようかと、つい適当にガコガコやってみた。やっぱり間違った入れ方じゃ入らない。
①
②
③
付いた。後でプレスで力を掛け過ぎないように気を付けながらしっかり押し込んだ。
そんでフタもやや長めのボルトを使って少しづつクランク軸とベアリングの嵌めあいの音をコココッといわせながら付けてボルトは針金で回り止めして
エンジンの向きを変えてカムシャフトアッシーを治具を使って押し込んだら、
これはスペアエンジンの物だが、このカムシャフトベアリング押さえの、組み付け方向が決まってるプレートの向き。コレの向きを180℃間違った。ネジが付かない。
ちなみにこのプレートは大きさに種類があって、スペアエンジンのこのプレートはやや小さくて、この古いタイプと思われるエンジンには付けられない。エンジンの中身は種類があるからタオパオで部品を探す時も、良く部品の写真を見て選ばなければいけない。
全く、カムシャフトアッシーの抜き方が分からないので往生した。またクランクを抜けば、空いたスペースにマイナスドライバーでも突っ込んでハンマーでカム山の側面をガンガン叩いて抜くことが出来るが、もうそれまでの作業が面倒くさくてやりたくない。治具を適当に考えた組み合わせでカムシャフトアッシーを抜きに掛かる。
最後はタイヤレバーでギアをめくる感じで何とか外せた。これ以外の作業でも経験不足が祟って何やってもさっぱり上手くいかないから気が滅入ってて、組み付けを間違ってからカムを抜くのに4日掛かった。どうやって抜こうかと何日も考え込んだからホッとした。
プレートを180度回してまた治具を使ってカムシャフトアッシーを押し込む。今度はバッチリとベアリング押さえのプレートを締め付けられた。
見やすい体勢だから、元々付いてた鉄とスペアエンジンに付いてたアルミのオイルパンの見比べ。アルミオイルパンの方が冷却フィンがしっかり立っててその数も多くて、もしかしたら少しは冷えそうな見た目。