32馬力キャブの様子がおかしいチョークをチェックする

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  まず、チョークノブを指で押さえつけるとエンジン回転が上がる右キャブのチョークを調べる。
 
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                     こっちもゴムが外れてた。
 
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  ゴムは瞬間接着剤でくっ付けて、2次エアー吸ってたノブ周りはKEで埋める。後になって、チョーク使った時にガソリンが流れる通路出口を埋めてしまえばいいかな、と思った。アルミの溶接棒かなんかの先っぽを尖らせて穴に叩き入れて穴塞いでしまった方が確実だ。もうチョーク使わなくするんだし。
 
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  ウラルみたいに、もしも破れたら、の為にヤフオクなんかで売ってる汎用品のマニホールドが合うかどうかサイズを計っておく。長江のマニホールド取り付けピッチ53mmくらい。このサイズならPE28キャブ用で売ってた。ウラルのマニホールド取り付けピッチは長江よりも広く、58mmくらいだった。なんぼでも売ってた。金属製やら今のと同じ感じのモノやら。こりゃ助かる。
 
 
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  キャブ側のサイズも適当に測った。やっぱPE28キャブ用のマニホールドでいけそう。こいつも内径28mmくらいだ。
 
 左右とも分解して一応ジェット通路全部エアブローもしてチョークは2次エアー吸い防止の為にKE塗って組み立てる。
 
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  どういう役目か分からないネジは、小さいツマミがある部分をプライヤーで回して締め付ける。締め付けに使い易い工具が無いのとコックが邪魔でロクに締め付けられない。
 
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 KEが乾いたかと思われた頃に試走。まあいい感じ。左右のキャブ周りにパーツクリークリナーシューシュー吹き捲ったが、少し回転が下がるか?くらいでエンジン回転に大きな変化を感じない。左右キャブのチョークノブを指で押しても回転は何にも変化しない。よし。様子見しつつ、コレで行こう。やっぱ調子悪くなったらもうコノキャブは諦めてヤフオクでPE28を買う、だ。2個でコミコミ2万6000円越えるから、できりゃこれでなんとかなって欲しい。で、同じ28mmという事で、コイツのジェットやニードルがそのまま移し変えて使えたらありがたい。全くこのキャブと来たヒには、品質が悪すぎるというか、信頼性が無いったらありゃしない。余りにも酷すぎる。ソレをオレがデタラメに弄るんだから、もう収拾つけるのが大変だ。キリが無い。                     
 
 ちなみにゴム部品にパーツクリーナーは、ゴムの材質を傷めるとの事だから、オレはパーツクリーナーが2次エアーチェックでは一番レスポンスがいいのでガンガンチェックの為に使うが、良い子は絶対マネをしちゃいけない。                                                    
                                                    
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 で、川原まで走ってアイドリングの再調整。なんかエンジン温まりきらない時の方がいい感じだった。
 
 コイツのエンジンはやっぱり冬は元気良く感じる。音もでかくなったような・・。ジェットニードルは夏に1段突っ込んで夏仕様にしてそのまんま。いい感じに薄目だと弾けた様ないい音になるんだよな・・。
 
 まあ、トラブルに目先だけみて適当に対処してるキャブが全く安心させてくれないが、これで様子見だ。こいつで粗大ゴミのゴミだしいかにゃならん。