32馬力のフロントブレーキワイヤーをブレーキスイッチ付きのW1SAの物に変える

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  今フロントブレーキでブレーキランプが点かなくなった長江に付けられるか見てみる為にヤフオクで買ったW1SAのブレーキスイッチ付きの中古ブレーキワイヤーが届いた。
 
 以前、6V長江さんに教えて頂いた情報、” W1SAはブレーキワイヤーにブレーキスイッチが付いてる ”。 え!そうなんですか?!と信じられないくらい驚いた。そんないい物があるとはとても思えなくて。長江の悩みの種の一つがブレーキスイッチの付けずらい形状のフロントブレーキ。ブレーキランプ用のハーネスはちゃんと用意されてる。フロントブレーキでランプ点けるにはどうすりゃいいか随分悩むだけは悩んだが、24馬力の元のオーナーさんはグリップ横に小さい押しボタンを付けてた。32馬力もそれをマネしてやってたが、スイッチ壊れた。なにより面倒な操作がたまらん。ブレーキ握って一緒にスイッチ押す。
 
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  ブレーキスイッチ付きブレーキワイヤー、どんな構造になってるのかと思ったら、こんなんになってた。良く分りました。スイッチ部分にはゴムカバーが付いていたが、劣化してボロボロだったんで取った。しかしいいなあ、これ。アイディア商品みたいだ。よく考え付いたもんだ。40数年前には出来てたハズだけどつい最近知ったもんだから凄く新鮮。素晴らしい。たいがいブレーキスイッチはホルダーに付けられてるモンだと思ってた。詳しく知らないけど’70年頃からかフロントブレーキでブレーキランプが点き始めた頃だよな。試行錯誤を感じる。いい感覚。KHのフロントブレーキスイッチも何処に付いてるのか暫く分らなかったが、ブレーキラインの途中に油圧で作動するスイッチが付いてるのが分った。なんかレバーホルダーに付いてる普通のタイプよりシブい。ワイヤー径は長江の2mmより太い2.5mm。
 
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  まずはレバーホルダーの加工。ココをワイヤーの径よりなんぼか太い径でちょっと削ると大きいタイコが通り易くなる。ハンドグラインダーで削った。
 
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  ここもワイヤーエンドのサイズが太くなったので、入るようにドリルで大きくした。固定が悪くてしかもハンドドリルだから穴歪んでる。ボール盤ならもっとキレイにできる筈。いい加減ボール盤買おうっかな・・。
 
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  フロントブレーキパネルに付いてるこのワイヤーアジャスターもワイヤーエンドやワイヤーが収められるようにサイズに合わせてデカ穴加工する。溝はハンドグラインダーの円盤が丁度いい幅だったんで、それでワイヤーがスルスル動くようになるまで慎重且つ適当にガーガー削った。
 
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  付いた。長さは丁度。ピッタリ。配線もう一回見直しかな。24馬力には同様の加工してちょっとでもブレーキ効く様にと、やっぱりワイヤーの太いSR500のブレーキワイヤーを付けてるが、アレは長過ぎる。そんで効きは少し良くなった様な変わらない様な・・・。このW1SAのブレーキスイッチ付きブレーキワイヤーはヤフオクなんかで当時物より品質がちょっと上がってそうなリプロ品の新品が買えるから今後の事も非常に安心出来る。24馬力はこいつのリプロ新品をつけてやろう、だ。
 
 
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                   で、動作確認。スイッチオフ
 
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  ブレーキレバーをギュッと握ってスイッチオン。勿論ブレーキランプもパカパカ応答してる。全く普通。問題無し。
 
 
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 あとはパネルに付いてるブレーキレバーの加工だ。タイコが入るように穴を大きくしてタイコを通さなければいけない。
 
 いやあ、6V長江さん、頂いた情報のお陰で5年間くらいの悩みがブッ飛びました。どうもありがとうございました。
 
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  んで夜になって買い物行って駐車場でブレーキランプチェック。ブレーキレバー握るだけでちゃんとブレーキランプ点いてる!素晴らしい。実に素晴らしい。コレだけの事でなんか随分近代化した気がする。この安心感はたまらない。