KHのエンジン内水入り原因が判った

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 昨日たばこ買いにKHで出掛けたら、なんか変な音がするのに気が付いた。調べてみたら、20数年前にクランクケースのエンジンオイル通路追加工の際に、左と真ん中気筒のケース外側に空いた穴を埋めてたセメントパテが、2つ共剥がれかけてた。ドライバーで突いたら両方きれいに取れた。 
 
 左も真ん中もエンジンオイルは外には漏れてなかったから、2次エアーをさんざん吸ってたわけだ。コレ埋めたらどんな感じになるか。
 
 
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 剥がれたセメント見たら、ずいぶん前から剥がれかかってたような感じ。最後にくっ付いてたのはヘリの部分だけ。燃焼室内に水が入り始めたのは去年の初夏くらいだったから、その頃から剥がれてた様だ。でも、右端の3番からも水吹いたな・・。うん、1,2番から流れたんだきっと。でもなんであの時は3番だけから?う~面倒な話だ。 
 
 しかし、考えるとポイント室からも水は一杯出てきた。これは1番気筒のクランクケースから流れてきた水かも。だとすると、クランクオイルシールが駄目になってるという事か。右サイドは7年前に換えたが左サイドはそのまんま。交換時期だな。クランクベアリングやコンロッド大端ベアリングも大丈夫かな・・。
 
 
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 穴は、始めに小さくガムテープを貼ってから、今度は以前と違うタイプのセメントで埋めた。玄関の表札を貼り付けるために9年前に買った奴。900円くらいした。表札は今もガッチリついている。エンジンはそれとは条件が違うからどうかな?いつまで持つか。ちょくちょくチェックしよう。 しかしキッタネええ。ローガン鏡無しで作業してたせいか、現物見てるよりデジカメで撮った写真の方が良く見える。
 
 
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 2気筒分の2次エアー吸い込みが無くなった訳だから、どんなフィーリングになってるか、興味シンシンで早く乗りたいが、セメントが乾くまでガマンガマン
 
 
 
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 んで、パテ埋めやり直して6時間くらい経ったのでちょっと走ってみる。大きな変化は感じない。発進が良くなったかなあ・・・気のせいかなあ・・・くらい。アテにならない感性。 
 
 
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 アイドリング回転もパテ埋め前と変わらず。 
 
 
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 パテ埋めで1番と2番気筒の2次エア吸いは大分無くなったハズだから、ここんとこちょっと気になり始めてた部分を確認する。左と右のヘッドの温度差。ちょっと走った後の左のヘッドのフィンはなんとか触ってられるが、右は熱くて直ぐ手を離してしまう。クランクケースと外部をツーツーにしてた穴を埋めたのだから、何か変化がある筈、と思ってたが、温度差は変わらず。まあ1番が2次エアー吸ってたんなら、以前も1番の方が3番より熱くなっそうな筈だが。何が原因だ?久々に非接触温度計使って探らねば。