昨日は朝からジムニーのビーウィズの復活作業手伝い。でもいい天気だったから持ってったイスに座ってビールとおつまみで飲みながら横から作業眺めてちょっかい出すだけ。楽しい。
1年半前くらいにもエンジンが吹け上がらないのでという事で、ジムニーがヘッドを開けたりキャブを掃除したりいろいろやったが、その時は全く良くならなかった。アイドリングするだけで走るとエンジンが吹けなくて全く加速しなかった。結局その時は調子が悪いまんまで終わった。シリンダーやキャブの中を覗いても綺麗で問題なさそうだった。その時は吹けないのはたぶんマフラーが詰まってるからじゃないのかという結論だった。それからマフラーを焼いてカーボンを落としたとの事で、再び組み立てやキャブ掃除等の作業をする。
キャブを分解掃除して覗いたら、チョーク通路が繋がってないというか、穴が貫通していない、との事。よくよく調べたら、プランジャーのシールゴムが取れて穴にへばりついてた。これは32馬力でよくあったトラブルだ。古くなって縮んだのかもしれない。アロンかなんかで接着してしまえば少しはいいかもしれないが、無いとの事でそのまま付け直してた。
キャブの中にはガソリンが入ってたけど、横から分解したのを見てたら、中身は腐りなんか全く無くて、全然綺麗だった。これはちょっと驚いた。庭に雨ざらしで放置されてたのに。でもマフラーを外してたからか、クランクケースの中は水がいっぱい入ってて、最初にマフラーを付けないで空キックしてたら排気ポートから水がブシャブシャと噴き出してきてた。プラグも水でビシャビシャ状態。ただ後でエンジン掛かったら変なダメージはなさそうな感じだった。
キャブも組み立ててマフラー共々組み付けてセルでエンジン掛けようとしたらクランクケースの水抜きでセルを一杯回したからかバッテリーも上がってしまって、PRIが付いてない切り替えが無い負圧コックだから、しばらく後退しつつ2人でキックしまくってたら、クランクケース内の水も飛んでフロートの中に十分ガソリンが落ちたみたいで、やっとエンジンが掛かった。掛かった後は全く普通で結構調子良さそうな感じだった。でもジムニーは10年前くらいにヤフオクで買ったインドネシア製だったかの4000円くらいのナカノレプリカを捨てられてしまってて、試走が出来ない。でもいい感じで吹け上がるので多分大丈夫だ。 前回エンジンが吹け上がらなかったのはマフラーの詰まりが原因だ。 前回ワイヤーにCRCを通して動きを軽くしたフロントブレーキワイヤーが、錆びで動きが非常に渋くなってた。それも直さにゃいかんのう。 その後は浜松のバイク用品屋さんにヘルメットを見に行って色々見て帰ってきてジムニーのおうちの庭で飲み直し。夕方寒くなるまで家族も総出で料理も出して頂いて。外で息子さん達とも一緒に飲んでたら、なんだかいい匂いが漂ってきて、いい匂いだな、何の匂いだ?どこからだ?と話してたら、奥さんが唐揚げを揚げていた匂いだった。ちょっと予想してなかったから、その唐揚げが出て来た時は正直嬉しかった。楽しかった。ジムニー家色々どうもありがとうございました。