8月13日 お墓参りの後にタウンメイト マフラー交換

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  さて。午前中に親父と、あ、アレ無いわ、とか、買うの忘れてたわ、等と言いながらもお盆のお墓参りを終える。お墓参りの準備出来てると言ってたんで安心してたが、ちゃんとコッチでもチェックせにゃあいかん。来年はビシッと決める。
 
   ひと段落したところで、コイツをやる。錆びて穴空きまくりのタウンメイト80のマフラー交換だ。
 
 先月も帰省した時に乗ってみたが、エキパイに新たな穴が開いていた。そこを塞いで試走したら、初めに塞いだ場所のパテが飛んでって爆音になった。そこはエキパイの取り付けリングの場所なのでもうセメントじゃ効果的に埋められないのはハッキリした。リング外すにもナットが錆びてボロボロになっててスパナもメガネももう掛からない。どっちみちもうこのマフラーじゃ駄目だ、ってのがハッキリした。
 
 ヤフオクで買った新品マフラーはカブ70や90用との事だが、デザインはタウンメイトと同じ形に見えたんで、もしかしたら直ぐ取り付けられるかもしれない、と思って買ってみた。コミコミ5000円くらい。
 
 
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  リアホイールを外してマフラーボルトを見てみる。海の底から引き上げたみたいだ。やっぱ取り付けナットがサビまくり。取り付け4つのうち3つのナットやボルトをグラインダーで削り落とした。角が錆びて削れてグズグズ。エキパイは、ヘッドから出てるスタッドボルトも削り込んでしまった。これはちょっと強度が心配。こういう作業の時はちゃんと老眼鏡しなけりゃいかん。今回の帰省では持ってくるの忘れたからもうしゃあないけど。
 
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  んで、新品マフラーを付けて見ようとしたが、エキパイはなんとかヘッドに合いそうだったが、マフラーの取り付けボルト位置が違った。やっぱカブ用だ。マフラーの2本の8mmボルトは、エキパイ寄りのボルトはブレーキレバーに当たるのでどうにもならんから、諦めて削り落とした。後ろのボルトを使う為に、マフラーステーに新しい穴を開けて着けた。取り付けボルト1本になったが、バッチリ決まった。
 
 あと、エキパイのシリンダーヘッドへの差込部が長くて、スタッドボルトにナットがちょっとしか掛からなかったんで、エキパイの口をグラインダーで5mmくらい削った。そしてナットも締め込んで見たら、エキパイがキッチリ当たってないみたいで、排気漏れした。その後は、何度もエキパイの口をヘッドにキチンと当たるように削りながら、音が静かになるまで削って、なんとかOKにした。でもまだ少ーし排気漏れの音を感じる。こりゃ、ガスケットをちゃんと新品に替えて、もうちょっと口を削らなければなければいかん。外して見ると、排気漏れしてる部分は排ガスの痕があるから分る。まあ、ソコソコにはなったから、次はガスケット買って持ってって、だ。
 
 
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 作業を楽にする為にリアホイールを外す。ドラムの中は以外にキレイだった。31000Km上走ってるから、凄いブレーキカスが溜まってんだろうなーと思ってた。このバイクは親戚の伯父さんが92歳くらいまで、「1日一回コレに乗らないと駄目なんだ」といって乗ってたらしい。メンテナンスもしてたみたいだ。
 
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 リアホイールつけた。シャフトドライブ、リアホイールの取り付け楽。油でベタベタチェーンやらチェーンプラーやらチェーンケースやらが無いからメンテナンスも楽なのに、なんでシャフトを止めちゃったのか。コストダウンかな。親父のこのバイクのお気に入りポイントはなんといってもこのシャフトドライブだ。シャフトドライブは高級大型バイクの代名詞と思っている様子。今は消えかかってるが自分も昔はシャフトドライブの事をそう思ってた。70年代後半にヤマハがシャフトドライブのファミリーバイク、キャロットを売り出したのには凄く驚いたもんだ。当時買ってたバイク雑誌でもセンセーショナルな感じで記事になってたと思った。タウンメイトの親父の次のお気に入りポイントは4速ギア。
 
 
 
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  何とか形になった。ボルト位置や、エキパイ取り付け部の長さが違う?以外は、ピッタリ収まった。
 
なんだかんだで作業時間4時間くらい。親父が見に来て、マフラーやリアホイールやらが外れて、グラインダーやドリルで車体やマフラーをガーガーやってるんで、本当に出来上がるのか怪しんでた。
 
 ついでにだが、親父が気にしてなんとかならんか?っつってる動きの悪いキャブ側チョークレバーも、CRCをザバザバ吹きかけてレバーをグリグリ動かしてサビを流したらとりあえず普通に動くようになった。たわんで曲がったチョークワイヤーもまたプライヤーなんかでつまんで曲げて、スムーズに動くようにした。
 
 以前エンジンというか、キャブの調整が変だったのは、エンジン掛けてハンドル側のチョークレバーを戻してもキャブ側のレバーはサビで固まって戻っていない、それに気が付かずで、エンジン掛かりはいいが、温まっても肝心のキャブ側チョークは戻ってないからその内黒い煙吐いてエンジン調子悪くなる、で、キャブのアイドリングやパイロットスクリュー調整で合わせようとする、そんな事やっても全く安定した状態になんかならない、でもしょうがないからまたなんかいじる、の悪循環が招いた物と想像する。
 
 
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 試走で町までガソリン入れに行く。ハイオク満タンだ。サイドスタンドやセンタースタンドをガタンとかゴトンとかいわせながら掛けると、スタンドのまわりからサビがボロボロ落ちる。スタンドの方、すみません、だよ。
 
 調子はマズマズ。クラッチの調整をちょっとやりたいな。前と雰囲気が違う。すべりがやや多い。クラッチ?からのガチャガチャ音も相変わらず凄い。タペットの音も気になる。次だ。
 
 しかし夏の北海道、実に快適な気温。まあ、日中作業してると日が当たって結構暑い時もあったけど、大した事はない。エアコン掛かってるような感じ。これはたまらん。