キャブのエア吸いに対策を施した

イメージ 7
 さてさて。キャブの2次エア吸いが無くなる様、対策して、その様子見に川原セッティング場へやってきた。
                    う~む。カッコいいなあ。長江。
 
 やった事といえば、昨日考えた、スロットルワイヤーの遊び量調整ボルトのつまみギザギザ部分に液体パッキンを塗って収縮チューブを付ける事。
 
 もう一箇所のエア吸い箇所、インマニの連結チューブとニップルのエア吸いは、ホースの内径がちょっと大きくてバンドでビシッと締めれば直りそうだったが、ちょっと細くてバンドが無くてもピシッと付けられる燃料ホースがあったので、それに付け替えるだけにした。バンドは、フロート室とのクリアランスが狭くて、フロート室のボルトに当たって付けずらそうだったので。
 
 
 
イメージ 4
 
イメージ 3
 液体パッキンを塗っといて、短くカットした収縮チューブを被せ、ライターの火であぶり、ピシッと収縮させる。
ちょっとあまりが出たからそれはハサミで切る。ちなみにキャップ被せてピシッとシールするように2枚重ねた。2枚はちょっと太いかなあ。
 
 
イメージ 2
             んで取り付け。 念を入れ、キャップの中にグリスを塗りこんだ。
 
 
イメージ 5
        キャップを被せる。ちょっとキツメでバッチリシールしてくれてそう。さ~て、その効果は・・・!
 
イメージ 1
                            ステキ~。
効いた。午前中の対策前とは全然違う。かなりエア吸い対策の効果があった。もー、今日の青空の様に、心晴々・・。夏の青い空・・・白い風力発電機・・・黒い長江・・・
 
 まあ、家で確認して、アイドリングの安定感、ちょっと吹かした後の回転の落ちやすさなんかで、対策がほぼバッチリ決まったのは感じれた。
 
 対策前は、スローがいかにも薄そうで、エンジンが暖まってても、クリーナーのシャッターを大分閉めて、それでもキックではエンジン掛けられなかったけど、対策後はキックで楽々エンジン掛けられる(・・・でも去年の春夏までは、調子悪くは無かったんだけどな・・・燃費も良かったしキックで楽にエンジンも掛かってたし・・・インマニ連結のやり方・加工の仕方が下手だったと思う)。いかにもスローの混合気が2次エアーの混入が無くなって、バランスよくなった、ってのを感じる。
 
 川原までの道走ってても、調子良さが感じれて、なんかカブみたいに落ち着けて楽しめる。これは多分今までで一番いいかも。
 
 川原に着いてヘッドシリンダーの温度を見てみたら、左右165℃あたりで揃ってた。前のキャブと同じくらいの温度。左右のワイヤー遊び量ちゃんと調整しないで来たけどまあまあ決まっていた。ちょっと吹かして見ても左右揃ってる感じがする。
 
 
 
イメージ 8
  で、川原で見たプラグ。左はすすがのっていて濃そう、右は白い。というか、何か変な物が燃えたみたい。白いカスの下はまあまあの焼け。プラグ見てから取り付ける時、ネジ部がするする回せる様、シリコンスプレー吹いたのが、原因か・・。調子の良さとは裏腹。まあいい。セッティングで有る程度は直せるはず。
 
 左はパイロットスクリューを1回転から1回転半にして様子を見る事にする。調子は特に変化しなかった。これで確か、アイドリングやスロットル低開度がやや薄くなるはず・・。 締め込みから1回転半開け。
                              ↑ウソ。濃くなる。薄くするつもりで濃くしてる。この辺からスタートに気を遣う様になったか・・・8/21追加                                                          
 右は、左とアイドリングのタイミングは揃っているのにボスボスと息つきがあったので、これもパイロットスクリューをちょっと弄って1/4程締めこんだら(ちょっと濃くなったはず)←間違い。薄くなる。8/21追加   、息つきは消えた。締め込みから3/4開け。左右、落ち着くところが違う。でも排圧は左右バラン良く揃った感じ。まあ、まだちゃんとしてない部分はありそうだから、とりあえずは調子良く走れるのでこれでいい。
 
 エア吸いは、チェックするとまだ若干ありそうだが、随分反応が鈍くなってるので、しーばらくはこんな感じで走る。これでキャブセッティングに入れる。あ~良かった。
 
 
イメージ 6
  ノーマルキャブが調子良くなって御機嫌になったので、記念にいつも御世話になってる堤防道路で一枚。
 
 あーとりあえず、本当に良かった。そこそこでもちゃんと直るのか、あんまし自信が無かったので。
 
 やっぱりノーマルキャブの走行フィーリングはは気持ちいい。60kmくらいしか出してないけど、トルクフィーリングが力強いというか、スロットルに良く着いて来る、ってな感じがする。フィーリングはやっぱコッチがいい。給気音も減ったし。あと、燃費も楽しみ。おっと、まだ炎天下走行のパーコレーション問題があったな。
 
 ただちょっと問題も出ていて、左右キャブのドレンボルトあたりから燃料が滲み出しているので、これも直さねばいかん。ネジ部にシールテープでも巻いてみよう。
 
      今日はこれで終了。ホントとりあえずだけど、あー良かった。そうだ、車検が近いてきた・・
 
 
 
イメージ 9
 indyさん、熱収縮チューブ、こんなんです。近所のDIYに行って、サイズの合いそうなモノを買いました。
5cmもあれば足りたんですが、パッと見少量でサイズの合うものは無く、12本入ったコレを1230円出して買いました。収縮前の内径がまず大事です。これは9.5mmでバッチリ使えました。
 
 「ストレートツール」等の安い工具店等ではもっと安く売ってたような・・・。「ストレートツール」あるんですが、ちょっと遠かったので、近場の高い物で済ませました。他のメーカーでも有ると思います。サイズが合いそうで、「熱収縮チューブ」みたいな事が書いてあればOKと思います。色んなサイズがあるので、注意です。↑の袋に書いてあるサイズならピッタリでした。
 
イメージ 10
 液体パッキンは、これも近所のカーショップで買った、Holts’(ホルツ)のエンジン用液体パッキンです。値段は1000~1200円くらいだったような・・・。自動車・バイクのエンジンに使える、と書いてあれば、勿論他の物でもOKです。使う量もほんの少しです。
 
ただ、遊び調整ボルト部からエアーが入らない様にする方法、しかも安くって考えると、まだあると思います。ギザギザを埋める為のこんな感じの液体パッキンは要るかな・・