とりあえずプラグ2本止める

f:id:h670:20210422191345j:plain

 アクセル開け始めの息ツキばらつきを消すセッティングが出せなかった。

思いつく所のああすればいいこうすりゃいいんじゃないかを点火時期からガバナーを動くように戻して更に加工してひっくり返して遅角させる方向にしてみたとかキャブセッティングを進角遅角両方で濃くしたり薄くしたり、13~4年前に買ったミニ旋盤を初めてまともに使ってキャブピストンの下面2mm削ってカッタウェイの面積を低くしたり左右のキャブの吸気に穴を開けてニップルとホースで繋いだりと以前の様にしたり、出来る範囲で片っ端から試してもダメだった。エンジンが冷えてる時にキックでエンジンが掛からない、発進でスロットルをややガバ開けした時のパスパスバラバラが酷かった。ちょっとの間まともに加速しない。それを消せなかった。アイドリングや定速でただブ~ンと走っていれば何の問題も感じない。アクセルガバ開けで出る不具合に対処出来ない。

 とりあえず最後の手として後から付けたイグニッションコイルを取って元のプラグ1本に戻したら、キャブや点火時期はそのままでエンジンの調子がバッチリに戻った。気温が昼まで20度以上と上がったのもあるかもしれないが、クリーナーシャッターを閉じ気味にしてキック一発でエンジンが掛かる。2本プラグのダメだったところは全部消えたが、良かった力の出た感じも消えた。でもピストンを軽くしたりアクセルワイヤーを途中まで一本引きにしたりノーマルの26mmキャブの頃にやってたキャブ左右を繋ぐのを28mmでやって、低速の力はただの28mmの時よりは出ていると感じるから、全体的には2~3年前よりは十分進化はしてる。プラグが元に戻ってもかなりいい感じで走れる。始動から何から安定感が違う。しかしベンキョウし直しだ。