昼間は暑いから涼しくなるまでモンキーで山道を走ろうと思って走った。
狭くてクネクネ道が木陰の下にいるようなもんで涼しくて快適だった。日向に出ると暑くなった。こりゃあ猛暑日と予想される日は涼しくなるまでずっとモンキーで山道走っていれば涼しくていいに違いないと思った。
ちょっと水浴びしたい気になった。でも後で上流方向に走り出したら民家が一杯あった。
ここですぐ下の足元の茂みの中にくちばしがちょっと長くて青くてピカピカの鳥がいたが、カメラを引っ張り出してるうちにどこかへ飛んでってしまった。見たのはカワセミじゃなかろうかと思って帰ってからインターネットで調べたら、やっぱりカワセミだった。初めて見た。
涼しい山道をあっち行ったりこっち行ったり80Kmくらい走ってもうじき山住神社への急な上り道だというところで、リアタイヤのエアーが抜けてタイヤが潰れているのに気が付いた。道路の水たまりで水を飲んでた蝶々をよけて止まった時に車体にぶつかってないだろうかと確認したらぶつかってはいなくて安心したが、代わりにリアタイヤのエア抜けに気が付いた。
手で押してもグニュッと潰れるくらいエアーが抜けてた。なんでだ朝ちゃんと空気入れでエアー2.0入れたぞ!と思っても抜けてるもんは抜けてるんだからしょうがない。いつから抜け始めたのか全く分からないが、まだなんぼかは残ってるから抜け切る前にターボの元へ戻らなければイケナイ。メインスタンド立ててタイヤをよく見ても何も刺さっていない。バルブのちょっとした不具合を疑う。
なるべく前座りの前傾姿勢で少しでもフロントに重さを掛けるようにして気を使ったが、何とかここまで来れた。後は下り道を15分も走ればターボに着く。エアーの抜けたリアタイヤでエンジンも大変だったろうとねぎらう気持ちになる。でも最初からここまで走りが重いとかの変化はほとんど感じなかった。
エア抜け確認してから約20Km走ってやっとターボの元に帰り着く。まあでも途中で何度もリアタイヤのエア抜け状態を確認して減った状態から殆ど変化してない感じだったから、心配の度合いは減っていた。
帰宅してからエアー圧計付き空気入れを繋げたら、0.5しか入ってなかった。それでも大した不具合は感じないってんだから、これはきっと力強いエンジン特性のおかげだと感謝する。
だんだんセミのなき声が少なくなってきた。代わりに夜は鈴虫のなき声がいい感じで聞こえるようになってきた。
リアのエア抜け、直ってた。昨日入れたエアー圧のまんまだった。安心した。きっと昨日は空気入れた後でバルブがきちんと閉まらなくなってて少しずつ抜けてしまったに違いない。ああとにかく安心した。また山奥へ涼みに行かなければいけない。
で、エンジン冷めてから水洗いしようとモンキーを見たら、なんかまたリアタイヤが怪しい。触ったらまた空気抜けてた。