ブレーキパネルをドラム側に寄せるためにインナーカラーを更に数ミリカットした。前回2mm位カットとしてまた2~3mmくらいか。思い切って作業を始めるとすっかり盛り上がってパネルとドラムが無駄に接触する部分がなけりゃあいいと思って大体こんなもんだろと寸法も図ってない。14~5年前に買ったミニ旋盤いざという時に大助かり。
数値も考えないで適当に削ったら、0.5mm位削り過ぎだ。パネルを回すとやや擦れる音がする。削りながら、もうやばいかなと思って手を止めた。ノーマルだとブレーキパネルとドラムの隙間が広いので外からシューが見えたが、もう見えない。
シューの当たりは前回のカラー長さ2mmカットのお陰で全面当たるようになった。今度は更にシューがドラム内側に行くことになるが何か違いは出るのかどうか。
ブレーキパネルをドラム側に追い込むとホイールのセンターがパネル側にずれるから後でその分パネルとフォークの間にワッシャーを適当に数ミリ分かます。ブレーキパネルの回り止めがフォークのストッパーに当たらなくなるから回り止めを延長するために8mmボルトを付ける。回り止めにドリルでネジ切ってタップ掛けてボルトをねじ込んで止めに溶接だ。ミニ旋盤もスズキッドもたまーにしか使わないが、肝心な時には絶対に必要なので大助かり。
それから元々前から見るとやや右に寄ってるフロントホイールをセンター方向へ持っていくために必要なホイールシャフトは、捨てないで取っておいたウラルのシャフトが長江と少し違っててそれがいいあんばいで役に立ちそうで喜んだ。ホイールをセンター寄せるにはシャフトの太い部分が今よりも少し短くなければいけない。
取り付けが楽しみだ。