風がビュービュー吹いて少し寒くなってきた中、おととい外せなかったBGRレース外しの続きを行なう。
今日はボロボロになったタガネの刃先を、10年前にホームセンターで1280円で買ったグラインダーで、削って整えながら作業を行なう。ハンマーは1.5だか2Kgだかくらいのを使う。しかし、一昨日の事思うとすぐ刃先がボロボロになる安いタガネで、本当に硬く圧入されてるBRGレースを外せるのか疑問。とにかくやってみる。駄目なら仕方が無いので、いいタガネを買いに行って再チャレンジ、もしくはバイク屋さんに泣き付く。
過去にSR500のステアリングのボールベアリングをテーパーローラーベアリングに換える時、同じ作業をしたが、SRはもっとタガネを入れやすい形状だった気がする。CRMはちょっとタガネを入れずらいと感じた。ま、レース交換は出来るハズなのでそんな事はどうでもいいが。
お!だ。やっぱタガネの刃先を綺麗に尖らせて、アチコチ場所を変えながら叩き続けると効いて来た。ホンの少しだが、浮いてきた。レースの下になってるダストシールの残骸が軽く動くようになった。駄目なんじゃないのか・・と思いながらやってたので、気分が明るくなってくる。
半信半疑ながらもガンガンやってたら、遂に浮いてきた。この前にレースの前後にCRCをちょっと吹いたのも結構効いてる感じがした。吹いた後はなんか一気に動いた。もう、かなり嬉しい気分になってる。
更にタガネで叩き続けると完璧に浮いてきた。ここまで動けば完全に一山越えた気分。
この後でまたちょっとキツクくなって・・・
遂にアンダーベアリングレースの取り外し完了。正直、こんな感じの勢いでガンガン叩く作業は苦手だ。ステアリングがゴリゴリしてるのが判った時点で、この苦手な作業を考えて、アッパーBRGだったらいいな・・と思ってしまうがそうはいかない。