丁度お昼に到着。そう、最初はこの赤色がいいなと思ってたんだ。タイヤの白色が無ければ雰囲気的にもう少し引き締まる。タンクにはインディアンのステッカーが貼ってあってなかなか似合ってるが、ウィザーだ。紛らわしいからいずれ剥がす。 これでウィザーは4台目だ。最近思いついたアイディアを試す為に購入。もし駄目でも、部品取りには骨までしゃぶる勢いで使える。でもどうせステムは固着してがちがちなんだろうな・・・。排気量はたぶん138ccか148cc。5万円+送料1万7千円。
以前買った遠心クラッチ仕様は、クアッチ滑りっ放しでほぼまともに走れなかった。ただ、風の無い時に平地をゆっくりゆっくり加速すれば、125の24インチホイールより大きい26インチホイールのせいかどうか、、直進性が安定感があって、スピードもいい感じで出て、その時は明らかに今の125cc24インチホイールよりも良かった。細工がうまくいけばソレの再確認だ。前はクラッチ滑りっ放しでさっぱり楽しめなかったが、アイディア通りに改造出来れば楽しめるはずだ。 前はエンジンは常にクラッチが滑りっ放しだったから、調子は良かったんだが後輪には伝わらなかった。こいつは1次側と2次側で分かれてて、1次側に付いてるブレーキシューみたいなのが遠心力で外側に膨らんで2次側に動力が繋がるようになってるが、溶接して固定する予定。でも都合よく出来るかな…って感じだ。
リアはコースターブレーキじゃなくて左レバーを握って効かせる普通タイプのの自転車ブレーキ。これをフロントブレーキレバーでフロントと同時に効かせるようにしたい。そうすりゃ、左のレバーをクラッチレバーに使える。
まあ雨が上がってからだ。
そんで午後は雨が上がったので、じっくり観察する。壊れてたり錆びてたりする部分もあるが、自分の125よりも全体的にぜんぜんキレイ。しばらく乗られてなかったらしい。これもハンドルが曲がってる。なんとかして曲げ戻さねば。でも自転車のハンドルに付け替える手も有る。
プラグはCプラグだった。125はBだ。ちょっと驚いた。
エンジンの確認は、まずエンジンオイルが入ってるか確認して十分入ってたので、タンクにガソリンを少し入れてペダルを漕ぎまくるも、さっぱり掛からなかった。そこでパイロットスクリューとドレンスクリューを外してパーツクリーナーをシューシューやって、ガソリンも変色したのが流れてきたので綺麗になるまで流して、それからまたペダルを漕ぎまくったら掛かった。一遍掛かったらあと何度掛けてもすぐ始動して調子良い。少し回転を上げてみたが、吹け上がりも問題なさそう。力強い。
コックのパッキンは駄目だった。合うやつ探して交換だ。
走行距離は、メーターは確か450マイルくらい・・・だったかな。このバイクはクラッチ滑りという問題あるから走行距離が延ばせないのが多いと思う。これもやっぱり、リアホイールを足で押さえてエンジン吹かしたら、クラッチが滑ってタイヤは抑えられたまんまだった。
ステムが錆びて固着してないか、ビビりながらボルトを緩めて動かしてみる。軽く動いてスルスル抜けてきた。安心して、もうこれだけで価値があると思うくらいだった。アッパーブラケットはフォークが突き出せるように、また加工だ。
クラッチを外す。ワンウェイ付き。
ここは溶接して一体構造にする。板厚が厚そうだけど、手持ちのスズキッドで出来るかどうか、楽しみだ。
上に持ち上げた状態。イケル。これならいける。クラッチを切る時は125と同じように下に引っ張るようにすればよい。
この溶接されたクラッチボルトとフレームの当たり具合が気になってた。当たって上にも下にも動かせないんじゃないのかな?と。溶接を削るとクラッチボルトとステーの固定が甘くなってクラッチが動いてしまう。一回やった。でもなんとかイケそうだ。いや安心した。でもクラッチ側とフレームの当たりそうなところは少しは削った方がいいかもしれない。
最初、組み上がってる状態でクラッチを下に動かして作動量を見ようとしたが、ガチガチで動かなかった。スプリングで上に釣ってる状態だから動くはずだと思ったが、動かないのはクラッチステーのボルトがしっかり締め付けてあったからだ。適度な締め具合にすれば動いた。
そんでブレーキだ。ここも、どんなやり方で2本引きにするか?だ。
言ってみれば、こんな感じになればいいわけだ。
色々確認し終わってさんざん眺めてても全然飽きないからキリが無い。問題もいくつかあるからひとつひとつ直しながらだ。