試走山奥

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  長江いじろうかとも思ったけどせっかく天気いいからKHだ。佐久間ダム行きだ。色々走ってみにゃあ、いいとこ悪いとこわからん。
 
 ここまでの道、車の後ろに付いてタラーっと走ると、まだちょっとイマイチ。4速だったり5速だったり、回転も丁度4000あたりだけど、5速じゃ、ちょっとまだ鈍い。前よりはいいと思うけど。キャブ小さくしなきゃいかんかな。
 
 152号をパトカーの後ろに付いてしばらく走ったが、面白かった。カーブをいい勢いで抜けてくる対向車が、ハッ!としてスピードを落とすのがヨク判った。
 
 
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 佐久間ダムで弁当食べて帰ろうと思ってたけど、気が変わって遠回りして帰ることにする。まずはAコープで買った弁当食べて昼寝してダムを渡ってクネクネ道走って大嵐の手前の旧飯田線のトンネル見て。やっぱ低い回転からトルク出るようになったので、30~40Kmくらいで、2速3速ばっかで走るクネクネ曲がり道も、以前より走りやすい。 ウッキー2匹見たねウッキー。
 
 
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  んで大嵐駅寄って、ヘルメット脱いで走行中に入り込んで耳の中でチロチロ動いて非常にくすぐったい事してくれてるムシをおっぱらう。今のヘルメットはほんとにヨク耳にムシが入り込み易い。
 
 
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 駅によってから、その手前から水窪町へ通じてる林道を通って水窪町へ。この林道はキツかった。舗装はされてるけど、自分のKHで走るには、全くふさわしくない。ローにしか入らないくらい急な上り道もあって。ノリ面から崩れ落ちてきたジャリや落石やウッキーのウンチも一杯。 
 
 
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  で、水窪ダムも寄って
 
 
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水窪ダムから山住神社へ行こうと思ってたが、また通行止めだった。
 
 
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 そのまま帰るのもつまんないと思ったんで、水窪ダムの奥へ続く道に入った。行き止まりまで走るつもりで。すぐ砂利道になった。そこを走るには、またもやKHはふさわしくない。カブか長江かウラルだ。でもワリと上り下りが無くて結構走りやすかった。うん。30年近く前には、コンチハン付いたガタボロのカワサキの4気筒750で、未舗装の林道を友人のセローの後ろについてドッタンガッシャンいわせながら走りまわったもんだあ。
 
 
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   同じ会社製だよ同じ会社
 
 
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               ダムから10Kmちょいで行き止まりになった。
 
 ここでちょっと登山帰りのおじさんと話をしたが、実に面白かった。この場所は自分の携帯電話じゃ通話できない、水窪ダムまで行けば電話が繋がるので、他の登山者が降りてくれば、その人の車にダムまで乗せてってもらうつもり、との事。近くにはまだ3台の車が止まってる。自分が水窪ダムまで戻ったら、そこからタクシー会社に電話しましょうか?と言ったけど、いや、いいよ。誰も降りてこなかったら、ここに泊まって明日歩いて帰るから。2泊してきたけど、テントも食料もビールもワインもあるから、まだ山の何処でも泊まれる、千葉県から来てるが、もう仕事は引退してるから、別に急いで帰る必要も無い、今日遅く駅まで戻って列車が無けりゃ、駅で寝て明日を待つ。素晴らしい。完璧に楽しんでる。全く焦ってない。自分も同じ様な状況だが、大人と子供の差を感じた。他にも色々登山の話を聞いたけど、その話を聞いてると、水窪ダムは、まあさびしい風情だったけど、今2人しか居ない、ダムの更に山奥の行き止まりの場所が、居酒屋レベルの楽しい場所に思えた。お陰様で帰り道も非常に気分良かった。なんにしろ、68歳にはぜんぜん見えなかったおじさんも今頃は飲んでるだろうから、自分も飲まにゃあいかん。
 
 夕方6時半過ぎ帰宅 磐田から佐久間ダム通って大嵐からキツイ峠道通って水窪行って水窪ダム奥まで往復して、約160Km燃費L/17.4Km。上りのキッツイ林道走ったからこんなもんだ。 水窪から磐田の自宅まで約75Km、L/20.3Km。帰りは言って見りゃあ、下り坂だからなあ。エンジンのフィーリングも、来る時より良かった。